こんにちは。
福岡市のベビーサイン教室「りんごのきもち」、主宰の小林ふみかです。
自己肯定感、という言葉を聞いたことがありますか?
私がこの言葉をはじめて耳にしたのは、妊娠期間中のことでした。
自己肯定感とは、自分は生きる価値がある、誰かに必要とされている、
と自らの価値や存在意義を肯定できる感情のことをいい、
それは0歳~6歳までの間にしか育まれないものなのだそうです。
自己肯定感を育むには、この期間に
・心をこめてゆっくり抱っこする。
・ペタペタ触る。
・ギュッと抱きしめる。
・ほっぺにキスする。
と、どれも、親の気持ちが子供に伝わる行動ばかりです。
自分は大切にされている、という気持ちを与えることが、
自己肯定感につながっていくことになります。
他にも
・お母さんは、どんなときでも○○の味方だよ!」と伝える。
・「ありがとう」を伝える。
・結果ではなく、その過程を褒める。
・達成感をたくさん経験させる。
・子供の話しを最後まで聞く。
などがあります。
これらは、自分は人から必要とされている存在なんだ、
そう言ってくれる親の存在や、愛情が心の支えとなり、
「私は大丈夫!」、「色々なことにチャレンジしてみよう!」という
自信をもつことにつながります。
そして、子ども自身が心が満たされ、幸せに生きることができるようになるのです。
自己肯定感とは、生きる力のことをいいます。
教室でお願いしていることがあって、それは、
ベビーサインを返してくれる赤ちゃんに「お母さんとっても嬉しいよ!」と
いう気持ちを赤ちゃんに伝えてほしいということです。
はじめから褒めることが上手なお父さん、お母さんもいらっしゃると思いますが、
褒め慣れない人もいるんじゃないかと思います。
私がそうでした。
今でも上手な方ではないので、心がけ続けている日々ですが、
母親0歳、かーさんになり立ての時から、ベビーサインを通じて褒めるきっかけであったり、
場面に多く立ち会うことができたことは、良かったと思っています。
練習というと、表現が違うかもしれないけど、褒めることが当たり前になるまでの
助走期間だったと思います。
ベビーサインと自己肯定感を育むことって、とても結びついています。
【大好き】のベビーサインの時には、ぎゅーっと抱きしめたり、
投げキッスの手の動きが見たくて【ありがとう】をたくさん伝えたり、
赤ちゃんのやる気を盛り立てるために、とにかく褒めたり。
ベビーサインは、言語と他者と意思の疎通を図る能力という、親からの贈り物です。
自己肯定感も、親が贈ることのできるかけがえのない贈り物です。
どちらも目には見えないけれど、愛情のつまったものです。
信頼関係って築くのはとても難しいです。
ベビーサインは、赤ちゃんから手の動きが返ってくるまでに待つ期間があります。
なんだかベビーサイン育児の過程がその縮図のようにも思えます。
親も親になりながら、親であることに自信が持てるようになっていくのではないでしょうか。
6歳まで育むことができる自己肯定感。
それは、ベビーサイン時代から始まります。
赤ちゃんと意思の疎通を図りながら、自己肯定感を育むことができるのも、
ベビーサインの利点のひとつです。
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