2歳10か月を目前に、突然会話が成り立つようになったわが子。
それまで、わが子の投げかけになんとなく返事をしても、それ止まりだったのが、
みかん食べる?の問いかけに「うん食べる」の応えにつづき、「おいしいね。」や
このみかん、甘いよ、という投げかけに「え?本当?」と返してくれる。
会話が弾む。
先日、週末の天気を気にして、携帯で週間天気を検索していたときの事。
「おかーしゃん、何見てるの?」とわが子。
「天気見てるの」と、何気なく返した私に
「ケーキ?」と聞き返すわが子。
暫し、
「ううん、天気」
「ケーキ?」
「天気」
とやり取りしていると、
「【ケーキ】?」
と聞きながら、サインと一緒に確認されました。
もう、すっかり話し言葉だけになり、サインは消えてしまったように思っていましたが、
こんな風にサインが役立ちました。
ふっと、生活の中に笑顔が生まれる瞬間です。
「ううん、お空の天気が雨か晴れか、調べてるんだ」
そう答えると、少し残念そうに「ふーん」と納得したわが子。
ままごとセットでせっせとケーキを作ってくれ、
「おかーしゃん、一緒に食べよー」と声をかけてくれます。
3歳まではまだまだ言葉の習得時期で、つたない面もありますが、
こんな風にサインが助けてくれた出来事でした。