こんにちは。
福岡市のベビーサイン教室「りんごのきもち」、主宰の小林ふみかです。
もれなく歯磨きを嫌がるわが子。
1歳3か月のころ。
そのピークだったわが子はある晩、泣いて拒否して私の元から
スタタタタと逃げたかと思ったら、バッと振り向き
【おしまい】!!
とおしまいのサイン。
その場にいた主人と大笑い。
サイン育児を知らなかったら、こちらも「キー」となり
みーがーくーのー!!と修羅場になりそうですが、
ベビーサインのおかげでその場は和み、
じゃ、10秒ね、10秒、とこちらも駆け引きをして
やんわり押さえつつ歯を磨いたことがありました。
しばらくは、歯磨きから逃げておしまいだって、フフフ
と思い出し笑いをしていました。
いつも、語りかけながら見せていたサインを
自分の気持ちを伝えることに使う赤ちゃんって
すごいな、とこの時は感心しました。
【おしまい】のサインは生活のいろんな場面で活用できました。
ごはん、おしまいね。
絵本、おしまいね。
お風呂、おしまいね。
などなど。
赤ちゃんは言葉がまだ話せないだけで、
たくさんの伝えたいことや要求があるし
周りの大人とコミュニケーションをとりたい
と思っています。
言葉が話せるようになると、コミュニケーションはスムーズに取れるようになるけど、
それまでの間、わが子とベビーサインを通して心を通わせることができたことは
ほんの少し育児が楽になったし、親子の絆というものを実感させてくれました。
それは形には見えないけれど、私と子供の中にはこれからも
ずっと残っていくものだと思います。