大学一年生の皆様、ご入学おめでとうございます。

 

いやお前誰〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

ど素人の私だよ〜〜〜!!!!!友達20人知り合い5000人ツイッターのフォロワーは1学年分くらい大学3年目2年生です。(休学中)

 

アメリカではクソほど関係ないのですが(9月始まりでも別に年度とかいう概念はない)、新年度ということで新生活の香りがしてきました。一応。

ふと、2年前の自分を思い出しました。

 

私は大学が楽しみで仕方ありませんでした。

毎日ズボンをはいて学校に行けること。

好きな英語を学ぶことができること。きっとたくさんの新しい知識に出会えるだろうということ。

(彼氏とかできちゃうんじゃない?という淡い期待)

自分で働いてお金を稼ぐことができること。

部活とはまた違う「サークル」活動ができること。

行動範囲や時間が広がること。

社会が広がること。出会ってみたかった人に出会えること。

クラスという窮屈な縛りから抜けて、一人で強く歩んでいけそうなこと。

いろんなことができるけど、まだ責任は私じゃないどこかにあるという、今までで一番「自由」な環境。

そして私が一番憧れている「社会」の一歩手前。社会の扉がすぐそこにある。

 

全部がキラキラでした。不安はきっとあったんだろうけど、そんなことより楽しみなことが多かった。

 

唯一の不安は、附属高校から進学したため大学の雰囲気がちょっとあっていないかな、ということでした。別にこの大学に来たかったから附属を選んだわけではなかったので。

 

その予感は見事にビンゴ。さらに言えば、大学はそんなに期待したところではありませんでした。5月くらいまでは。

 

高校に入った時も思ったんだけど、受験を乗り越えてきたからある程度同じ志やいろんなことに対するモチベーションを持ってるんだろうな、とものすごい期待をしていました。

 

全然そんなことなかった!

大学に来る目的って人によって本当に様々で、勉強頑張りたい人ももちろんいるけどサークル頑張りたい人、とにかく卒業できればいいやという人、バイトを頑張りたい人・・・・

「学び舎」を想像してた私にとって、モチベーションの低い人間の多い授業は苦痛でしかありませんでした。授業は出るものだからね。

 

「出会ったこともない人に出会えるんだろう・・・・」と思っていたけど、大学に入ったとて周りが平成生まれであることに変わりはありませんでした。

 

さらに「ズボン穿いて登校できる!」が一番嬉しかったのに、周りは花柄スカートブランドバッグフルメイク。高校の友人も化粧をされて話しかけられると分からなくなって怖い思いもしました。

ほぼパニック状態っだったので、母に「化粧ぐらいしたら?」と言われてメイク道具を買ったものの、なんだか自分を見失ってしまったように思えて、結局メイク道具を見ると悲しい気持ちになりました。

 

サークルも、高三でハマった舞台が作れるところに入ったものの、謎のごちゃごちゃに巻き込まれて、当時は結構怖いところでした。

 

周りの環境が一気に変わった時、変わらずにいてくれたのはライブハウスでした。

 

忘れもしねえ5月のイベントで、なんか知らないけど大人に諭されながら泣きました(シラフ)

ライブハウスの大人たちは私をジャッジしたりなんかしなかった。いつも話を聞いてくれて、なんか私っていう殻に戻れる場所でした。

 

 

いつもみたいに周りのことなんか気にしないで、私を生きればいいんだ・・・・そう気づけたのがその時でした。

 

それからなんとなくことは好転した気がします。

仲のいい教授に一年生のうちから出会えたり、サークルの先輩とは結局とても仲良くなれたし、素敵な文学にたくさん出会えたし、留学も決まったし、音楽に触れる生活も続いたし、バイトも昇給したりしました。(彼氏はできなかったけど)

 

それに、無駄に期待するのもやめました。

ていうか、「ケータイいじるな寝るな!」と思う私にも、さすがに興味のない授業もあります。寝ちゃいますよ毎日一限だし。

 

だって人だもん。

高校生も大学生も日本人もアメリカ人も人。

 

 

人生はそんなに悪いもんじゃない。

悪いもんじゃないと思える心次第でいくらでも楽しいものになるんですきっと。

 

 

大学、そんなにいいとこでもないけど、悪いとこでもないよ。一緒に学んで笑って飲んで大人になりましょう。

 

総合舞台芸術愛好会でお待ちしております。(勧誘かーい)