#ツイッターでウィメンズマーチ #ウィメンズマーチトーキョー2018 #MeToo

 

最近フェミニズムの動きが日本でも大きいですよね。世界的なムーブメントになってるのかなと思います。

私が興味があるジェンダー学は、女性や男性という二択にとらわれない性別や、アイデンティティーとしての性別なので、フェミニズムの授業をとっていても自分の興味のあるジェンダー学に絡めてものを考えがちです。とはいえやっぱり気になります。

 

そしてなんか、違和感というか、日本ってとりあえずコピーするよなあって気持ちになります。

ヨーロッパのこととか他のアジアの国のことを全く知らないので勉強不足で申し訳ないのですが、#MeTooも#ウィメンズマーチもアメリカからの輸入なんじゃないでしょうか。日本にない動きや考え方を輸入することは素晴らしいことですし、SNSが発達した今、ものすごいスピードで広めることができるので何も否定はしません。

だけど、文化や環境が違うなかでただのコピーをしているのをみると、もっとうまいやり方をした方がいいのでは・・・?と思うことが多々あります。

 

ここから先は、じゃあどうすればいいんだという解決策はなしに思っていることなので基本無責任です(?)

 

まず、日本とアメリカ(またこれも二極端で申し訳ない)の「女性がしている損」の感覚が全く違います。

日本のフェミニズムでは、社会的な女性の権利を求める動きが大きいと思います。MeTooでもセクハラ被害のカミングアウトや糾弾が相次ぎました。ウィメンズマーチの記事やハッシュタグもちょっとだけ見ましたが、女性の地位向上や権利平等を訴える声が多いかな、と思います。

男女共同参画的なことを取り上げる時も、女性の管理職就職率とかジェンダーロールとしての女性がなんちゃら、というのが中心ですよね。

 

対してアメリカ。

MeTooは性暴力(レイプ)被害カミングアウトで大ムーブメントになったはず。「レイプスケジュール」という単語(女性はレイプ被害に合わないために一日中気をつけて生きなければならない、ということを表した言葉)があるくらい、体としての女性が生きる、ということにフォーカスが当たっています。それに、こちらの大学にきて1週間くらいで性暴力被害を防ぐためには、みたいな講習会が行われました。レイプの被害率もとんでもなく高いし、それの認知度がとてつもなく高い。

 

日本でも性犯罪は横行しているし、アメリカでも女性の社会的地位向上は求められています。

 

しかしながら、それぞれの違うアプローチの性格を持つフェミニズムがあるのだったら、日本はもっとアメリカとは違うアプローチをすればいいのにな、と思います。

何が問題かというと、セクハラと性暴力被害は分けて考えた方がいいんじゃないかな、と思うわけです。

 

フェミニズムの先生がよく、「問題提起されていることに対して”やるな”と言ってるわけではなく、ちょっと考えて」というのですが、そういうことだと思います。

 

パレードするなとは言わない、する前になんでこういうことが起こってるのかなって考えること。

ツイートするなとは言わない、書く前に一体どんな背景があるのかなと考えること。

そういうことが大事だと思います。

 

そして、やっぱり国際社会で問題になっているのは女性の地位向上。まだまだ日本でも「女性」という体を持って生まれただけで辛い思いをする人はいますが、女性で生まれたことだけを理由に教育が受けられなかったりする国があることを考えれば、日本で生きる女性だけが発信できる「女の力」ってのがあるんじゃないかなあ、なんてぼんやり思っております。やっぱ日本ってアジアって、同じ土俵で戦いたい時に言語的に圧倒的に不利なんだよなあ・・・。うまく切り返したいところでござるな。

 

日本で、日本語や英語でできることってこのフィールドでたくさんあるなあって思うわけでございます。

 

ひたすら勉強不足だなあ・・・・

あとマーチは3月のMarchとかけてていたるところで歩きまくってるからなんかそこも日本がやるとダサいんだよなあ。笑

12月に走れば(?)

 

 

 

 

 

まあ帰国したら英語教育やろうかなって最近考えてんだけどね。笑

(最後で急にチョけだす)