昨日、昼にUPした記事について、友人・知人から肝心なところが抜けている。とか、「バイトにはできない…」とかってどうゆうこと?と説明を求められましたので、エイッ一人一人に説明は面倒だ。 読者のなかにもそう思われている人は多いかも。と いうことで、続き記事です。
先ず、お客様をお出迎え、お見送りするときの姿勢ですが、JALのCAさんの姿勢を見たことがある方は多いと思うのですが、私達は絶対あのような姿勢を致しません。
まず、肘を張る。という態度がいけないのです。
何故いけないのかは諸説有りますが、日本の文化では目上の人の話を聞くときに、腕組みして聞く人はいないでしょう?
「肘を張る」のは威張ることであり、「片肘を張る」のは「意地を張る」ことです。
また、肘を曲げているのは力の「溜め」であり、相手を攻撃するための準備だとも、相手への恭順を否定する意があるとも言われています。
次に足先ですが、CAの方達はつま先を開き、右足を僅かに前に出しています。
左足の土踏まずに右足のかかとがつくような感じですね。逆の人も居ますが。
この、相手に対して片足を前に出す。 それは何を意味するのでしょう。
言うまでも無く、これは「構え」であり、「踏み込み」の姿勢です。
空手家ならこの姿勢から、僅かに膝を曲げるだけで、次の瞬間前足蹴りと裏拳の攻撃が可能な姿勢なのです。
一体どこの誰がこんな作法を礼儀だとして教えているのか知りませんが、今時こんな失礼な礼をするのは、中国とその属国の韓国だけではないでしょうか
わたくしたちの礼儀作法では、両腕はあくまで身体の線より内側に自然に伸ばし、男性は手を並べて、女性は手を重ねて つま先は正しく揃えるのが基本姿勢で、お辞儀をするときは、手は自然にすべるように下がります。
畏れ多いたとえではありますが、美智子皇后陛下が着物をお召しの時に軽くお辞儀をなさるお姿がほんとうに優雅で美しいのですが、それこそ日本の美であろうと思うのです。
さて、肝心の私の「ヒュンと動いてピタリととまる」とは何だ(笑)。という質問ですが…。
皆様は日本食の配膳についてはご存じのことと思います。
ご飯、汁物、菜のものに序列を付け、食膳の場所にも序列をつけて置く、あの配膳です。
いつかこのお店で 親しくなった保守のブログ友の方々や、韓国や上海から日本に帰って来るであろうNさんRさんなどの皆さんと、中共崩壊、憲法改正の宴席を開くことが出来たなら、精一杯のおもてなしをさせて戴きたいものだ と店主でも無いのに思い描いております。
定まったお食事の場合は全てを載せた善をお出しするので、さほど問題はありません。
ところがこれが「おまかせ」の時には料理に対する厨房の思惑があり、お客様の食の進み具合に応じて次の料理を作るタイミング、出すタイミングをうまく合わさなくてはいけなくなります。
で…廊下をヒュンと移動し、お部屋の前でピタリと止まる。空の器を素早く引き、料理をヒュンと善に運び、置く直前にピタリと止めてから音も無く並べる。手早く、でもせわしい動作は駄目。
静かに廊下まで下がったら、洗い場にヒュンと器を運ぶ。
という訳で私の動作が元気な高校生アルバイトに見えたと事のでしたが、お話しをさせて戴いたお陰で、この店で働くためには半年以上の躾教育が必要なこと、私が店主の縁者で幼い頃から出入りしていたから手伝えることなどご理解戴き、 わたくしの動作が不愉快で無く、とても美しく見えたとのお言葉と、再度のご来訪を約束して頂きました。
この方が長らく滞在していたニュウヨークとチューリッヒの女性についてですが、大柄で顔の彫りが深く、日本人の繊細さには遠く及ばないと仰有います。
まあ、たまたまで、うんがお悪かったのですね。と申し上げて置きましたが、そのせいもあり、日本女性が綺麗に見えたのでしょうね。
ついでに申しますと
ついでに申しますと
当然欧米のマナーと日本の礼儀作法はその持つ意味合いが異なります。
日本は武の国で有り、神の国、天皇陛下を戴く国でもありましたから、神や人を恭まい敬うことの中に様式美を見出し、それを伝え育ててきました。
それは歩き方、座り方、立ち方、供物の捧げ方、五穀の配膳、食器の置き方、下げ方などなど、多岐多様にわたり、意味のある美しさを形作ってきたのです。
戦前までは、確かにこのような文化は家庭や学校の教育で伝わっていたようですが、これもGHQの日本崩壊プログラムの所以か、今では小笠原流の作法さえ知る人は僅かなのだとか。
でも日本人の心の中には間違いなく伝承されているのだと思います。
おもてなし のこころや想いが。
いつかこのお店で 親しくなった保守のブログ友の方々や、韓国や上海から日本に帰って来るであろうNさんRさんなどの皆さんと、中共崩壊、憲法改正の宴席を開くことが出来たなら、精一杯のおもてなしをさせて戴きたいものだ と店主でも無いのに思い描いております。