豪血寺一族(スーパーファミコン) | レトロゲームとか音楽とか何かを書くブログ

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発売日:1994年10月14日

発売元:アトラス

型番:SHVC-AGKJ

価格:10500円

 

1993年11月にアトラスが販売したアーケードゲームのスーファミ移植版

ジャンルは対戦格闘ゲーム

1994年11月18日にはメガドライブ版も発売されています

 

豪血寺一族というと「レッツゴー!陰陽師」で認知している方が多いと思います

詳しい解説は省きますが、コレは2006年に発売されたプレステ2専用の格闘ゲーム「新・豪血寺一族 -煩悩開放-」で、ある条件(かなり面倒くさい)を満たすと見ることができたオマケのPVです

豪血寺一族は今でも新作が発売されている格ゲーのトレンドを色々と先取りしたゲームでした
プレイヤーキャラクター全員が2段ジャンプと空中投げを装備しており、ほぼ全ての通常技が必殺技キャンセル可能、ダッシュ攻撃はダメージ2倍、バックステップ中は無敵です
ダッシュ攻撃は結構投げる事ができるのであまり多様するとポイポイと投げられます(;´Д`)
また、画面が広いことで有名なゲームで画面端にある障害物を破壊するとステージが更に広がります


豪血寺一族が異端な格ゲーと呼ばれる所以
それは主人公が78歳の豪血寺お種であることです


ラスボスはお種の双子の姉である78歳の豪血寺お梅(;´Д`)

豪血寺一族のストーリーもなんかおかしいです
世界三大財閥の1つに数えられる豪血寺財閥の頭首は5年に1度、血族を集めて格闘大会を行い優勝者がその後の5年間を頭首として君臨するのですが、ラスボスの豪血寺お梅は18歳で豪血寺の頭首になると60年間も頭首の座を死守してきたのですが、第14期の頭首を決める頭首決定戦にお梅が6歳の時に箱詰めにして日本海に流したことで死亡したと思っていた豪血寺お種が復讐の為に頭首決定戦に参加するというお話です

登場人物です
■ 大山礼児
7月27日生まれの24歳

波動昇竜が使える一見、主人公に見える熱血空手バカ
■ キース・ウェイン
3月13日生まれで礼児と同い年の24歳
健康不良青年でアニー・ハミルトンとは恋仲
■ アニー・ハミルトン

5月23日生まれの21歳

ロンドン在住の富豪の令嬢で後にキースと結婚し男児を授かる
生まれた男児はGROOBE ON FIGHTでプレイアブルキャラクターとして登場
■ アンジェラ・ベルテ

5月3日生まれの27歳

鞭と筋肉を武器に戦う身長187cmの情熱的な女性
担当声優は開発の男性

■ 陳念

10月1日生まれの37歳
僧侶だけど煩悩のままに生きる破戒僧

■ 破鳥才蔵

10月29日生まれの対人恐怖症な23歳の忍者

実家は薬屋を営んでいるがニート

■ ホワイト・バッファロー

2月17日生まれの30歳

彼がネイティブ・アメリカンという設定の為にリメイクが作られない

■ 豪血寺お梅(ラスボス)、豪血寺お種

9月15日生まれの78歳

GROOVE ON FIGHTではお種とお梅は和解し2人1人で頭首決定戦に参戦

ストIIだと相手を端っこに追い詰めた後に波動昇竜で鳥籠状態にする事ができますが、豪血寺一族では必殺ワザによっては無敵時間が発生する効果があるので波動昇竜でハメる事が難しいゲームとなっています
例えばキースのローリング・キャノンは相手に猛ダッシュして連続パンチをぶち込むワザなのですが、発生時に無敵時間があるのでCPUも普通に大山礼児の撃掌波動波に合わせてローリング・キャノンをぶち込んできます
また、アニー・ハミルトンもアニー・ダイナミックで飛び道具をかわしてきます
ただし、キースのライトニング・スラッシュのように地面をはう飛び道具が発生する必殺技は下半身に無敵時間が発生するワザを誰も持っていないので普通に喰らうかかわしてきます

 

グラフィックが綺麗なのでロムなのにロード時間が発生するのはストリートファイターZERO2と同じなのですが、スーパーファミコンの格ゲーとしては非常に完成しているので格ゲー好きな方にオススメの1本です
ストIIのCPUガイルがタメ無しでサマーを撃つようにお種、お梅も最強の対空兵器である威嚇顔をタメ無しでバンバン使ってくるのはご愛嬌ですが、CPUに合わせた攻略方法を見つければ難易度8でなければ普通に格ゲーとして楽しめると思います( ´∀`)

難易度4以上であればエンディングでこのようなデフォルメされたキャラのエンディングが見れます

どのキャラも可愛いので必見です( ´∀`)b

スーファミの格ゲーとして完成度が高いので中古ソフトが高いです
駿河屋でも店舗によって価格帯に幅があり9500円~11500円ほどです