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青海林檎です
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八戸港に新たに防潮堤が作られる計画があったのですが、住民説明会で反対が相次ぎ、一旦見送られるようです。
八戸港の防潮堤整備見送り(東奥日報 より)
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県は3日までに、東日本大震災で被害を受けた八戸港周辺に高さ3.5~6メートル、延長約24キロの防潮堤を整備する「津波防護ライン」計画について、集中復興期間(2011~15年度)内の実施を見送る方針を固めた。計画の可否や防潮堤の位置をめぐり、地元の住民や企業との意見集約が進んでいないため。5日に開く「八戸港復興会議」で考え方を示し、今後の方針や代替案を協議する。
防護ライン整備の総事業費は100億円を超えると見込まれ、県は、国の復興予算を活用する予定だった。復興予算を活用できる集中復興期間内での整備を見送れば財源確保は困難となり、防潮堤の整備計画は事実上、中断することになる。
津波防護ラインの整備は、国や県、八戸市、関係企業などで組織する八戸港復興会議が11年8月にまとめた復旧・復興方針に盛り込まれていた。県は12年度に防潮堤の高さなどを検討し、ことし3月に整備案を公表した。
防潮堤は、想定される最大クラスの津波ではなく、数十年~百数十年に一度と発生頻度が比較的高い津波への対処を想定。13年度一般会計当初予算に測量・設計費用など1億6480万円を盛っていた。
だが、県がことし5月に八戸市内で計4回開いた住民説明会で「景観を損なう」「海の状態が見えなくなり、かえって危ない」などの意見が出たほか、企業との協議では「通行の妨げになる」との意見や、土地の無償提供に慎重な声があった。防潮堤整備に賛同する住民や企業の間でも、設置位置について考え方が分かれていた。
県幹部は「地域の意見をしっかり聞いて施策を進める必要がある。合意形成に時間を要すると予測される中、集中復興期間内の整備は見合わせざるを得ない」と説明。「『津波を防御する』から『被害を抑える』という考え方に軸足を移して対策を検討していきたい」としている。
津波対策をめぐっては、防潮堤整備のほかに、沿岸部の企業から津波発生時に重機や車を一時的に避難できる「盛り土」の整備などを求める声が出ている。また、八戸港復興会議の復旧・復興方針では、震災の際に船やコンテナが漂流して構造物を壊したことで、船などについて「適切な流出防止策を講じる必要がある」としている。こうした点も含め、今後の検討が必要となる。(本文より)
今までの計画では、想定される内で最大規模の津波に耐えられる防潮堤が考えられていましたが、住民からは「被害を出来るだけ抑える」あるいは「避難時間を確保できる」防災計画にしてほしい、という意見が出てきたそうです。
今後の住民説明会次第ですが、防潮堤の建設のみならず、港湾一帯の整備計画に、発展していきそうです。
参考サイト![下矢印](https://emoji.ameba.jp/img/user/ri/ringo-aomi/498849.gif)
今までの計画では、想定される内で最大規模の津波に耐えられる防潮堤が考えられていましたが、住民からは「被害を出来るだけ抑える」あるいは「避難時間を確保できる」防災計画にしてほしい、という意見が出てきたそうです。
今後の住民説明会次第ですが、防潮堤の建設のみならず、港湾一帯の整備計画に、発展していきそうです。
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八戸港の防潮堤整備見送り(東奥日報 より)
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