「りんご科」閉校へ | 青森の鉛筆

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日本で唯一の「りんご科」の閉校が決まりました。

反対論に配慮2年先送りに 弘前実業高「りんご科」閉校(河北新報 より)

青森県教委は19日、全国で唯一「りんご科」がある弘前実業高藤崎校舎(青森県藤崎町)の閉校を正式決定した。少子化による生徒数の減少が理由。募集停止と閉校時期は「準備期間が必要」(橋本都教育長)として、当初の方針を2年先送りし、2017年度募集停止、18年度末閉校と決めた。地元の反発に考慮したとみられる。

同日の臨時会で「県立高校教育改革第3次実施計画」を協議し、りんご科に関する新たな工程表を盛り込んだ計画を承認した。閉校後は、藤崎町と同じ津軽地方にある柏木農高(平川市)が教育内容を引き継ぐ。
県教委は柏木農高の教育課程に「リンゴ栽培」などの新科目を設定する方針。13年度にも準備作業に着手する。
りんご科をめぐっては、存続を求める署名が津軽地方で約6万人分集まった。弘前市長ら各首長が閉校方針を示した県教委に猛反発し、最終判断が注目されていた。
今回の決定に、県りんご協会(弘前市)の長内秀樹総括は「藤崎町は『ふじ』の品種が生まれたリンゴの聖地。専門科がなくなるのは非常に残念だ」と肩を落とす。「合理化だけでは子どもは育たない。もっと地域の声をくんでほしかった」と不満を述べた。
藤崎町の平田博幸町長も「特色ある教育をしてきたりんご科の閉校は納得できない」と反発。同校は弘前大と連携し減農薬栽培にも取り組み、高い評価を受けてきたこともあり、地元では「閉校が地域に与える影響は甚大」(平田町長)と不安視する声が多いという。(本文より)

地元ではかなり残念がられてるようですが、少子化で学校の態をなしてないなら、やむを得ないかな、と思います。

個人的には残念ではあるのですが…。

ただ、柏木農高へカリキュラムを移転するまで2年の準備期間があるのは、閉校する側の最大限の譲歩だとは思います。

あとは、どれだけりんご科のカリキュラムが引き継げるかどうかですね。

参考サイト下矢印

反対論に配慮2年先送りに 弘前実業高「りんご科」閉校(河北新報 より)