皆さん、こんにちは
青海林檎です
本日は、植物学者郡場寛について紹介します
郡場寛は、明治15年、現在の青森市に生まれ。
両親は酸ヶ湯温泉の開発に携わってた人でした。
酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉は古い湯治場のイメージが強く、江戸時代にはすでに有名になっていたようです。
その酸ヶ湯は明治時代に開発の手が入り、温泉宿が建てられていきます。
郡場の両親も温泉宿を経営していて、酸ヶ湯に暮らしていました。
彼の母親は宿の周りの高山植物をあちこちの大学に送ってたらしく、郡場寛はそんな環境に影響を受けていったようです。
郡場は高校卒業後、旧東大で植物学の研究をしますが、欧米留学を経たのちに、京都府立植物園園長に就任します。
京都府立植物園は1942年に定年退官するのですが、その年の冬に、マレー半島に陸軍司政長官として赴任することになり、シンガポールにあったシンガポール植物園(当時は昭南植物園と改名)の園長にも就任します。
参考サイト
酸ヶ湯温泉
郡場寛(Wikipedia より)