飲み屋街でナンパをする、されるの旅

・ナンパ男が独身か、既婚者かを見分ける眼力。

・職業が当たっているか見分ける知識

・相手の発言をなんでも広い上げるコミニケション能力さえあればわりと楽勝

 

ナンパ男2人組と1時間飲んだ後。

男「チカ飲みしよびっくりマーク

地下飲み?近く飲み?

どっちだろうね。

A子「怖い怖いびっくり。お兄さん、1人なん?」

男「そこの地下の店で4人で飲んでる。俺が1番、イケメンやから、俺がナンパに出かけていてるねん照れ

4対2。

いやいやいや、某クラブで働いていた時にお客様4人と林檎とかあったけど4対2はしんどいで?

なんてナンパをスルーした後。

 

男③「すみません。一緒に飲んでくれませんかニコニコ?」

丁寧なナンパは黒髪の男2人組(29歳コンビ)。

ナンパで店に着くと、とりあえず4人で話す。

男③「今年の思い出は何キョロキョロ?」

A子「なんだろう?何かありますか?」

男③「夏にグランピングしたこと!」

    ※シオサイテラス公式HPより

林檎「誰と行ったん?女と二人?」

こんなお洒落な所、男性同士では基本的にはいかないよね。

男③「も、元カノ」

そして会話が進みグランピングの中の写真に・・・。

林檎「子供用のリュック見えてるよ~」

どこからどう見ても子供英会話の付録リュック(寅の有名キャラクターのリュック)が移っていた。

甥っ子、姪っ子の為に暇な主婦は姉、義姉と調べて知っていた。

元カノが子供連れて普通グランピングする?男が30代ならあり得るだろうが、29歳で子持ち女と・・・グランピングねぇ。

A子「なんで林檎は一瞬で見つけるん?」

そりゃ、A子の恋愛応援部隊で、林檎は既婚者で夫が大好きで、人間のこういう嘘?を発見するのが楽しくて仕方がない。

林檎「③も④も既婚者なん?」

男③「俺だけ既婚者」

林檎「奇遇やね。私も既婚者よ」

 

ナンパされる、する=独身ではない。

 

男④「何の仕事してるん?」

A子「来月から営業事務」

離婚によりA子は専業主婦から復職。

林檎「某有名チェーン店で🍔売ってますよ。何してるん?」

男④「相談員してる公務員」

林檎「ケースワーカーってこと?」

男④「ナニソレ?」

林檎「精神保健福祉士」

男④「????」

ん?

ナニソレ?それこそ、何ソレ?

林檎「どこの公務員?」

男④「働いているのはA県の〇〇市。公務員自体はB県」

こいつ、嘘つきだ。

地方公務員は県をまたいで働けない。

電話相談窓口の場合、電話が掛かってくることはあるが、たいていは自分の県に掛けるだろう。

林檎「私、元養護教諭(保健室の先生)でさ。相談員システムもケースワーカーもわりと詳しいんやけど」

そして採用試験に大学4回生の時に1度で合格しなかったので元ハローワークの正社員。

大抵の仕事については頭に叩き込んだ。

男④「え」

っということで・・・・。

男④「ごめん。男③。店でよう」

20分で終了。

A子「③は既婚者だし。④は職業嘘つき。どっちも見かけ以外サイテイ」

林檎「あはははは」

人のこと、言えない!

 

次に会った人は爽やかだった。