今日の御紹介は「城崎温泉 一の湯」なのです。
<スーパー銭湯度☆☆☆☆☆>
多数の著名人、文人墨客(ぶんじんぼっかく)に愛されたイニシエより
流れる名湯中の名湯「城崎温泉」は現在の平成のスーパー銭湯
ブームにおいても名湯の名を欲しいままにしています。
その城崎温泉に所在する銭湯は江戸時代より続く湯治場のステイタス
的存在であり、明治~大正~昭和を経て平成の現在に至るまで温泉
愛好家が一度は御湯を目指す、正にベンチマーク的存在であります。
そんな城崎温泉の、現在7つある外湯から「一の湯」を御紹介します。
JR山陰本線城崎温泉駅から徒歩で7つの温泉巡りをしようと思うと
殆どの人は「さとの湯」をスタート点として「地蔵湯」「柳湯」「一の湯」
「御所の湯」「まんだら湯」そして最後に「鴻の湯」でゴールすると思う
のです。その中で「一の湯」は丁度、城崎温泉街の真ん中に位置して
おり、一の湯とその前にある、城崎温泉街を流れる大たに川に架かか
る「王橋」は城崎温泉のシンボル的存在と言われています。
その「一の湯」は開運招福の湯と言われております。その名前の由来
はウィキペディアによれば「その筆頭である『一の湯』は江戸時代『新
湯(あらゆ)』と呼ばれていたが、江戸時代中期の古方派(こほうは)の
漢方医、香川修徳(香川修庵)が泉質を絶賛し、『海内一』(=日本一)
の意味を込めて一の湯に改名した。」とあります。(ウィキペディア城崎
温泉より抜粋)それ程の素晴らしい温泉なのです。
その日本一の誉れ高い温泉はインプレッションでも御紹介致しますが
城崎温泉のシンボル的温浴施設と言われる所以は、その外観にも
あると思うのであります。
因みに一の湯の守護神は秋葉神社の火伏の神と愛宕大権現であり
交通安全と合格祈願にも御利益があるようです。
遥か明治の時代へとタイムスリップしたかのような風情ある外観は
温泉愛好家のみならず、旅行者の癒しを誘います。加えて温泉街の
真ん中に位置する立地と「一の湯」の名称から、宿泊にて外湯巡りを
堪能しようという観光客は、ここから「外湯巡り」をスタートさせることも
多いようです。
さて、早速インプレッションであります。
御他聞に漏れず、ワタクシ、燐夢もこの「一の湯」から外湯巡りをスター
トさせました。というのも、一の湯から王橋を渡った所に市営駐車場が
あり、王橋を渡って最初に見えるのが一の湯だからです。
一の湯のフロントで1日使い放題の外湯巡りのチケットを購入しまして
イザ、大浴場へと向かいます!
実はワタクシ、世を忍ぶ仮の姿の子供の頃にも城崎温泉を何度か訪れ
ていて、モチロン「一の湯」も利用したのですが、その頃に比べ館内の
様子は変わらないと思いました。但し、現在の温浴施設事情に沿うよう
に、洗い場にシャワー完備、備え付けのシャンプー・ボディソープがあり
ました。そりゃそうですよね~昭和時代と同じである筈がありません。
当然、現在までに何度かの改装も経たのでしょう、以前の外観は大正
ロマンを感じさせる造りでしたが、現在は歌舞伎座を思わせる外観に
変わっていて、驚きました。
後で知ったのですが大正14年に起きた「北但大震災」により全町が
壊滅したものの、源泉は無事だったとのことで町を上げての復興と
城崎温泉のシンボルである6つの外湯の新築が行われたとのことで
すが、昭和10年にすべての外湯が完成して以来、大幅なリニューアル
は平成に入ってからだったようです。そして「一の湯」がリニューアル
され浴場に洞窟風呂が設置されたのが平成11年なのだそうです。
しかしながら歌舞伎座風の外観同様に脱衣所は古き良き時代を感じ
させる古風な面影を残していて、イッキに明治時代へタイムスリップ
したかのようです。ガイドブックによっては「桃山方式」と記述している
こともありますが、ワタクシ個人的には明治初期を感じました。
でも違いは正直分かりませんが江戸~明治への過渡期にあるような
外観と館内と言えば説明になるでしょうか。
そして大浴場へと向かいます。
ドーンと高い天井、瓢箪型の大きな湯船があって深さが結構あります。
そのまま御風呂に入ると肩までシッカリ浸かれるのです。
もちろん湯船の縁は階段状になっていて、そこに座ると腰ぐらいの高さ
に湯面が来ます。泉質ですが無色透明の澄んだ御湯であります。
肌への心地良い刺激がシッカリとある、名湯であります。さすが著名
詩人が逸話を残した御湯ですね!
ワタクシ、燐夢が特筆したいのは内湯の外、つまり露天風呂なのです。
本物の洞窟に手を加えたと思われる洞窟風呂なのであります。これは
ぜひ体験して頂きたい御風呂です。その洞窟風呂は既存洞窟を手直し
たようなのですが、風情があり縦に長細く奥行きがあります。
真ん中に仕切りがあり、内風呂から見て左側が男風呂、右手が女風呂
ですが、もちろん入口は別々ですよ!念のため。
この城崎温泉街は山に囲まれる地形で、一の湯は山のスグ麓にある
立地であり、見事にその地の利を生かした見事な洞窟風呂なのです。
男湯の洞窟風呂はパッと見、20畳くらいはありましょうか。
中は灯りが点々と付けられ洞窟の自然な息吹が流れていて、これが
人工の建築かとは微塵も感じません。
この自然でソフトな包まれ感は、都会のスーパー銭湯がどう頑張っても
演出できない感覚で、いつの間にやら長風呂していまいますね!
長時間の入湯は立眩みをモヨオスこともあるので休憩を取りながら
御風呂を楽しんで下さい!念のため!
<御気軽度☆☆☆☆>
料金は大人600円小人300円となっていて、この平成の御時世には
スタンダードな料金でしょう。残念ながら「一の湯」専用の駐車場は
ありません。当然と言えば当然ですが。マイカー派のオマエタチ皆様
には城崎温泉街にあるパーキングを利用すると良いと思います。
日帰りで短時間の滞在なら市営コインパーキングが便利でしょう。
また、営業時間は朝7:00~23:00となっていて温泉街にしては遅く
まで営業しています。これらの情報は必ず!城崎温泉観光協会の
公式ホームページなどで御確認を御願いします。
<レジャー施設度☆☆☆☆>
家族風呂があるそうで、温泉街の外湯としては重宝されるのではない
でしょうか。また以前の大正ロマン風の建屋の時代にはあったかどうか
記憶が定かではないのですが、吹き抜けの屋根で玄関ロビーから
正面の階段を昇っていくとロフト造りの休憩場があってテーブルとイス
と自動販売機が設置されていました。ユックリできそうです。
<城崎温泉観光協会-七つの外湯めぐり~一の湯~>
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/infomation/sotoyu/meguri/onsen.html
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/infomation/sotoyu/meguri/onsen.html
豊岡市役所 温泉課 ホームページ
「集中配湯管理施設」
http://www.kinosakionsen-zaisanku.com/syuchu/03.html
「城崎温泉写真集」
http://www.kinosakionsen-zaisanku.com/photo/index.html


