市役所に限った話ではないと思うのですが・・・
仕事の量は全然減らない。むしろ増えているのに、
担当する職員の数がどんどん切られています。
おいそれと別の係がお手伝いできる世界じゃないので、
現場は危機感を持ってほしいところなんですが。
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年金の係にいた頃、嘱託職員で森(もり)さんという
女性職員がいました。
学校事務から縁あって市役所入りし、年金の担当となり、
最難関(と思う)の障害年金を担当されました。
成人したお子さんもいて、経験値豊かなお母さん、といった感じ。
癖のあるお客さまにも堂々と対峙し、無理なものは無理!と
はっきり尚且つ丁寧に説明されていました。
人間力あふれた接客をする背中を、
私たち後輩の会計年度職員だけではなく、
3年ごとに異動してくる正規職員にも見せる森さん。
気が付けば年金の係に在籍数年・・・年齢も60代を過ぎてしまいました。
「あたしもいつ切られる(次年度の契約更新なし)か、わからないわ」
と言っていたのがついに「課長から今年度で終わりですって言われた」となり、
残される年金の係のメンバーは目の前が真っ暗に。
年齢的にそろそろ・・・と言われても、嘱託職員です。
某福祉系の係で、主に女性の権利と保護を担当している人が
いますが、70代なんです。
(特殊な業務ですから替えの人を持ってくるのは難しい)
森さんもまだまだ・・・と思っていました。
障害年金は正規職員の必須業務ですが、わずかな人数でこなすには
あまりにも負担が大きいのです。
相談に長時間を要するのは当たり前の世界ですから。
やっと制度を理解してきた頃には異動になるし。
しかも、我が市も人件費削減に躍起になっているのか・・・?
森さんが退職されても人員の補充がありませんでした。
翌年は私も異動になりました。
会計年度任用職員の数は減らされなかったのですが、
なんと同じ課で医療の係からスライドされてきました。
こんな人事ってあるんだね~とびっくり。
医療の係は会計年度任用職員が2人→1人になりましたが、
こちらはなぜか悲壮感があまりなく・・・。
(のちにその理由がわかりましたが)
以前から、あちこちの課の係で
人事課のやり方に不満がこぼれていました。
適材適所という言葉はないのか?
職員の負担がわからないのか?
雪だるま式に現場に大きな負担の塊ができています。
私はこれを「人事課の圧政」と呼んでいます。