写真の子はアーちゃん。
推定で8歳ぐらい。
緑地公園で確認できてるなかでは最高齢かも。
この子の向かって見て右目は失明しています。
虐待によるものだと…
怪我をしたその当時は鉄バイプを投げてた人間やBB弾を犬に向けて発射してた人間がかなりいたとき。
前に書いたことがありますが薬を投与するしかなかったので…
今は前みたいにシッポ振りながら出迎えてくれます。
緑地公園の子達は傷を体にも心にも受けているのがたくさんいます。
この子達も食べていかないと生き抜いていけません。
真夏の暑さの中で水も飲まないと生き抜いていけません。

飼い主が居ないだけでついた呼び方は【野犬】です。
野犬のイメージは酷いもの。
【汚い】
【病気を持ってる】
【怖い】
【襲う】
そう勝手に思ってるのは犬が嫌いな人間だけ。
まともにご飯をもらう事が
出来なくていつもお腹は満たされてない。
ある人が私に話してました。
【前に母犬が袋をくわえてたんです。でも袋が破けて少し中身見えたのですがゴミだった。子供に持っていこうとしたのか食物が入ってると思って持って行ってた。その姿を見たら切なくなって…】
その方はその母犬が山に入った場所近辺にフードを後で持って行ったそうです。

好んで飼い主が居ない道を選んだのではありません。
犬が好きな人間、いや普通の人間だったらどんな事があっても可哀想の気持ちが芽生えます。
餌をあげるのがダメ?
じゃ死んでくれと言ってるような事。
そんな事を出来るはずはない。

この事を載せるの躊躇してたのですがあえて載せます。
先週、緑地公園で紙袋を持ってる男性が犬達を見てるので話しかけた時の相手の言葉です。
【自分は家族も家も失ったが、こいつら見てると自分にダブってしまうよ】
【寂しいだろうなぁ…】
【わしも何とか頑張って生きてるから、こいつらも何とか生きてもらいたいなぁ】
【こいつらは親近感があるよ】
その方が歩いて帰るのに何匹かは一緒について行ってました。
犬達に関わって楽しい事、悲しい事、切ない事がたくさんあります。


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木村成智
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ご無理のないようどうぞよろしくお願いいたします。