ユノがMARYMONDの帽子をかぶって、韓国から出国した件。
前の記事でも書いたように、ソルリが自ら命を絶ったので、ユノは暗い暗い顔をして日本で仕事して、葬儀に出るために急遽韓国に戻った。
だから再度日本へ出国する際には、黒ずくめの格好で、もちろん帽子も黒にしたんだろうけど、そこでMARYMONDの白抜きをチョイス。
みんなもよく知ってる通り、韓国では芸能人の空港写真がネット上にバンバン上がる。
だから、芸能人たちもそれはよくわかってて、それがストレスになるときもあるようだけど、そこを利用して商品身に着けて宣伝してみたり、何らかのアピールをして発信するときもあるし、そもそもメディアが入ってる時もある。
当然、ユノだってチャンミンだって、同じことで、あらゆる空港写真が、世界中にばらまかれることは百も承知。
今回日本でこんな感じで取り上げられるであろうことも、おそらくわかってる。
ユノとチャンミンは、他の若いK-POPアイドルと違って、年齢も30歳を過ぎているし、芸能活動もとても長いベテランだからね、うっかりとか知らなかったとかそれは今更。
それより言いたくないけど、日本人の東方神起ファンってほんと、時間止まり過ぎだと。
いつまでたっても、兵役前までに仕掛けられた、〝純粋で好青年″のユノとチャンミン、の設定から抜け出せないんだね。
自分の目の前に見えてるユノの姿を、どこまでもその好青年に当てはまるように、理由づけしようとする。
だから、平気で言い出すのよ、ユノはMARYMOND知らないとか、誰かに与えられただけとか。
さらにそのイメージを独自でこじらせたファンが、ソルリへの哀悼だとかね。
見えてるユノのその姿を、そのまま捉えてみたらどう?
私にはユノが、僕はMARYMONDの活動を支援していますって、韓国人に対して表明してるんだなって見える。
韓国の芸能人の間ではMARYMONDって、人気あるしね、どっちかっていうと若い子にだけど。
そもそもデザインがかわいいっていうのもあるけど、購入して身に着ければ、弱者支援してますってアピールできる側面があって、社会的に褒められる行動なわけで。
やたらと寄付だの支援だの、表明することで評価が上がる文化がある韓国では、特に変わった行動ではない。
だから、ユノが意味知らないとか、無いでしょ。
ただなんで、このタイミングで?とだけは思うけど。
でもって、ユノはMARYMONDが日本ではどう見なされてるのかも、もちろんわかってると思う。
そもそも、弱者支援というより、ほぼ慰安婦支援のブランドだっていうこともね。
そうすると時間が止まってる日本人のファンは、どうして~?ユノが私たちにそんなひどいこと~!何かの間違い~!とかってなるんだろうけど、みんな思い出してね。
もうユノとチャンミンはSMEジャパンのタレントなの。
エイベックスが作り出した、TOHOSHINKIのユノとチャンミンではないんだよ。
SMEジャパンが、日本で活動するうえで、日本にしっかり配慮する、っていう方針を採っているのなら、地図消しや猿マネの時だって、ちゃんと日本人が納得するように、対処したはずだし、そもそもそういうこと、防ぐ努力をしてるはずだから、そうそう起こらない。
今回だって、同じこと。
そういう方針が無いから、ユノはやったし、スタッフやチャンミンが止めることもなかったから、起こった。
エイベックスだった間には、そんなこと表立って無かったはず。
でもって、ここでわかる大事なことが、もうひとつある。
例えばテミンとかSJの人たち、日本で活動してるけど、自分たちが日本でライブをやるとか曲を出す際、SNSで日本語で挨拶したり、告知したり、お礼言ったりしてるよね。
なので、どこまでOKかは別として、逆に事務所に日本にそういう配慮、しちゃいけないっていう方針も、無いってことがわかる。
だから、そのへんの配慮って部分は、それぞれのタレントたち本人の、個々の判断に任されてるってことじゃないかと。