わたしは若かりし頃、とにかく「日本」がキライだった。
プロコミュニケーター・実践心理カウンセラーの長澤りえです。
こんにちは。
田舎だったから、余計にそうだったのかも知れない
「本音と建前」
本当はもっと高尚な意味もあるのかも。
でも、当時のわたしが見てきた「本音と建前」は
表ではニコニコして、裏では悪口を言うという
程度が低いものばかり。
「こんな文化大嫌い」
和を重んじ、その調和を乱す
ことを善しとしない文化
「こんな文化大嫌い」
日本から逃げたくて
海外のほうを向いていた。
かなり長い間、
「日本＆日本人ダメ論」をぶちかましていたように思う。
海外へ出る勇気はその当時はなく、出来たことと言えば
教育大学へ行かず、外国語大学へ進学することくらいだった。
在学中にアメリカにホームステイに行き、個の文化に触れ
カブレまくっていた学生時代。
卒業後は、ロンドンに拠点を置く旅行関係の仕事に就いた。
当時はずっとアメリカにカブレていたので
「この会社、なんでアメリカ方面やってないんだろー」と思っていたんだった。
と・こ・ろ・が・・・
あれだけカブれていたアメリカだったのに、
20年以上、ヨーロッパの人々と仕事をしていくうちに
そのドライさが、好きではなくなっていった。
決定的にしたのは、
その会社がアメリカのファンド会社に買われてしまったことだった。
徹底的に日本人のダメ出しをされた。なにもかも。
それまでは、
ダメ出しをされることもあったが、
日本人の真面目で、細やかな作業には、一定の評価をもらっていたから
余計にショックが大きかった。
（わたし個人ではなく、チーム全体に対してだったからより一層ショックは大きい）
その頃から、
「そこまで言われるほど、日本人ってダメじゃないんじゃないの？」
と感じるようになった。
日本人としての自分を取り戻したいと思うようになっていった。
世の中、「グローバル」と叫ばれるようになって久しいけれど
それは、日本人を捨てて、海外化することじゃない。
日本人としての根っこをしっかり張って
その上で、グローバルに目を向けないと、流される。
世界を相手にし始めると、
時として、本当に自信を失いそうになるときがある。
「だから、日本人は・・・」って、聞こえてくるから。
プレゼン下手だし
伝えたいこと、伝えきれなくて、相手に押されるし
騙すターゲットにもされやすいし
でも、これね。
やっぱり、写し鏡でね。
日本人が日本人としての自信を持っていないと
つまるところ、自分が自分としての自信を持っていないと
そうなる。
がむしゃらに、立ち向かうために
そうするのではなく、
内側からね。
内側。
「和こころ」を大切にしたいと思う。
だから、最近出会った「日本語感」のはなしは
今のわたしにはとてもタイムリーで。
（教育にも関わることなので）
その話しをアウトプットする前に
先に書いておきたかった、今日のお話し。
https://peraichi.com/landing_pages/view/pcm
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