http://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12256451735.html
http://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12256500732.html
http://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12256548039.html
「サドベリーを訪問して思うこと③」
http://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12256765687.html
東京サドベリーへ行って、実は一番確認したかったこと。
それは、全国にあるサドベリーを名乗っているフリースクールは
どこか、中央機関みたいなところで、管轄されているのか?
ということでした。
簡単に言えば、
本家ボストンのサドベリー・バレー校のお墨付きを得て
日本で開校しているのか?
もしくは、国内に管轄する機関があるのか?
「サドベリー」の名前を守るため(理念を守るため)の何かがあるのか?
でした。
結果分かったことは、直接的な管轄母体のようなものはない。
サドベリースクールは、別名「デモクラティックスクール」とも言い
その集合体としての任意団体はありました。
http://democratic-school.net/
自分の好きなことを学ぶ
カリキュラム&テストなし
子ども尊重
ミーティングで話し合って決める
年齢ミックス
と言う、サドベリーの基本理念を運用しているスクールのみが登録できる仕組み。
正会員、準会員、準備グループなどで分けてあって
日本にあるデモクラティックスクールで、登録していないところもあります。
でも、名乗ることは可能です。
サドベリースクールは、法律上「フリースクール」に分類されます。
学籍を置くことはできません。
義務教育期間中は、本来行く予定であった公立の小・中学校に学籍だけおき
通うのはフリースクールとなりますが、
小・中学校との連携は、それぞれの親御さんの役目になります。
「フリースクール」は誰でも創れる。
現在のところ、設立に対しての規制、規定等はなく、どんな形態でも可能です。
資格も必要なしです。
さて、ここまでで
これはどうゆうことか、分かりますか?
自宅の一部を開放し、
「○○サドベリースクール」と看板を掲げて開校する
ことは、即日可能
ってことですね。
ただし、開校は出来ても
生徒・児童が集まらなければ
継続は不可能
というのは、世の常です。
だから、一般社団法人、一般財団法人、NPO法人などの
法人を母体としたり、教員免許のある人をスタッフとして
雇ったりなど、工夫をしています。
それでも、とても理想的な運営方針があるにも関わらず
資金不足で閉校になるサドベリースクールも
やはり、あるのです。
つづく。