一般見学は予約制で、月1しかチャンスがないもので、

 

やっと、3月枠で訪問することができました。

 

 

【 東京サドベリースクール 】

 

 

サドベリースクールという言葉は聞いたことある人も多いと思いますが、

 

「不登校の子が行くフリースクールでしょ?」

と認識している方もいるのではないでしょうか。

 

 

わたしも最初はそんなひとり。

詳しいことが知りたくて、見学をお願いしました。

 

 

 

日本にあるサドベリースクールは

 

アメリカボストンで50年近く続く、サドベリー・バレー・スクールを

モデルにして設立された、新しいタイプの学校です。

 

 

サドベリースクールには授業がありません。

テストもないし、人から指示を受けることもありません。

クラスも学年もチャイムもありません。

※チャイムがないのは、子どもの集中を止めないため

 

 

 

誰かの用意した選択しの中から選ぶのではなく、

まったくゼロベースの中から

 

自分の好奇心を追及しつくしたり、

自分でやりたいことや必要なことを見つけ出して

 

自分たちに必要なシステムを

自分たちで創り上げたりしています。

 

 

生徒たちは、それを

 

好きなペース、

好きな方法、

好きな人たちと共に活動しています。

 

 

 

スタッフと呼ばれる大人は(先生とは呼びません)

 

生徒たちのあるがままを信頼し、

彼らが大好きなことを見つけ

知りたい欲求を追及できるように環境を整え、見守ります。

 

 

 

一般的な評価や期待がない環境の中で

 

生徒たちは安心して

自分の好奇心をとことん追求し

自らのやり方で学び

自分が大好きなことは何かを知ることができる

 


とても、素敵な理念です。

 

 

残念なのは、一条校ではありませんから

学籍は、そもそも通うはずの地元の学校に置いてもらうしかありませんが。

 

 

 

このポイントを、わたし的には打破することにチャレンジしたい。

 

 

スタッフの加藤さんに、いっぱい聞いちゃいました。

 

 

スクールは、

 

大き目の一軒家でした。

ここには、遊ぶための庭はありません。

 

 

都会にあるサドベリースクールは

自然と触れ合うのには、どうしているのだろう?と思っていたんですが、

 

 

これらも、すべて生徒が自分で決める(というのが、サドベリーの理念)

ことにまかせるということで、解決しているとのこと。

 

 

 

すべての環境を大人が先回りして揃えるのではなく

 

無いなら無いで、

それをどうするのか?を

みんなで一緒に考える

 

 

そうか。

そーゆーことか。

納得。

 

 

 

現段階での、日本におけるサドベリースクール卒業生のデータは

まだないので、アメリカのサドベリー卒業生とアメリカ平均で

 

何の職業に就いているかの比較表。

 

 

 

教育関係・アート関係はかなり多いです。

マネージメントも多いですが、これらは大体起業しているものです。

 

ここ、かなりポイントです。

AIになかなか置き換えられない、わんこの脳を成熟させた

結果だと思います。

 

 

 

サドベリーの理念はとても共感できるものでした。

 

 

 

 

次は、シュタイナーとモンテッソーリ系の学校にも

見学に行くつもり。