先日のブログ記事
「見守る」ということは、エネルギーが要る
http://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12248688489.html
をリブログしてくださった方がいて、
簡単に言うと
「ピチャ男」くんがいて、
それを見守る母親がいて、
その考えに最初は共感したものの
見ているうちに、
「どこまでやらせるの?」
「止めないの?」
って、もやもや・・・イライラ・・・したんだそうな。
うふふ。
解るよー。その氣持ち。
だって、わたし達は
「そうしてはダメ」って育てられたからね。
それを、『信念=ビリーフ』って言うんだ。
「信念」以外にも、「観念」「解釈」「思いこみ」「とらえ方」とも言う。
これらは大体、親のしつけや教育、経験など
後天的な環境から作られる。
アルバート・エリスの『ABC理論』
『A』 :Activationg event (出来事)
『B』 :Belief (信念:受け取り方)
『C』 :Consequence(結果としての感情や行動)
まったく同じ場所で
同じ経験をしても、
人はそれぞれ異なった受け取り方や感じ方をしているため、
ある人は喜び
ある人は悲しむ
といった違いが生まれます。
人は見えている世界をどう受け取っているか、
その受け取り方で見ている世界は違うのです。
この物事の受け取り方である
「B: 信念」を論理的に書き換えることで
不適応を治療しようとするのが、
論理療法のABC理論です。
原因はすべて、自分の中にある
A: ピチャ男を見守るママ
B: 「そんなことをしていて許されるはずがない」という信念
C: 「何故いつまでも許している?」とイライラする
実はこのストーリー、
AはCという感情の直接的な原因ではありません。
Bという信念が、Cという感情を連れてくるのです。
このことを知っていれば
何かの感情を感じたときに、
「この感情を連れてきた、私の信念はなんなんだろう?」
って
想像してみてね。
原因はすべて、自分の中にあるんだ。
ちなみに、この『B:信念』は書き換えられます。
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