ふと何故か氣になり、「出来事」という言葉を辞書で調べてしまったぜ。
辞書によると…
社会や身のまわりに起こる事柄。また、ふいに起こった事件・事故。
とあった。
でね。今度は「事柄」について見てみると…
物事の内容・ようす。また、物事そのもの。
とある。
「出来事」は「出来事」そのものでしかないのに、
「ふいに起こった事件・事故」を、解釈にわざわざ入れてしまうのは何故だろう。
そんなんだったら、「ふいに起こった彼氏からのプロポーズ」ってのも入れて欲しい。
家族崩壊ブロッカー・性愛セラピスト認定トレーナーの長澤りえです。
こんにちは。
「出来事」は単純に「起きたこと」でしかないんです。
意味づけは後から自分で勝手に作っているストーリー。
いわば創作。
如何様にでも、変えられるってこと。
「せっかく干した洗濯物が雨で濡れた」
は、
「雨が降った」
「洗濯物が濡れた」
ということだけで
そこに付いてくる「せっかく」という感情とは別のものなのだよ。ワトソンくん。
閑話休題
先日より何かと2014年のことが、目に留まり続けています。
ふとしたことで、「小林りん」さんという方の存在をしりました。
2014年夏、軽井沢に日本初の全寮制のインターナショナルスクールが開校しました。
その立役者です。
2014年の10月に放送された「カンブリア宮殿」はこちら。
7年かけて、夢を叶えた女性です。
「世界を変えるリーダーシップをもった子どもを育てたい」と
この学校を構想をしたのが2007年。
実は当初既にスポンサーはついていて、20憶の寄付をしてくれる企業が後ろ盾にあった。
ところが、2008年のリーマンショックにより、その企業が降りてしまった。
振り出しに戻るというより、マイナスからのスタート。
数々の企業を回り、断られ続けること2年。
2010年に単発のサマースクールを開催するなどして、創りたい学校の姿をみせた。
そこから徐々に寄付金が集まり始め、
最終的には14憶集めて、現在の学校を2014年に開校。
彼女の経歴もすばらしく、女性リーダー然としていますね。
さて・・・
構想からたった1年で、
起こったリーマンショックとそれによりスポンサーがいなくなったことは
彼女にとって、「悪」だったのでしょうか？
わたし個人は、リーマンショックとそれによりスポンサーが降りたことは
単なる「お試し」のように思えます。
調べてみると、
元々、彼女に「こんな学校を創ってみないか」と持ち掛けた投資家の方がいた。
構想時点で、潤沢な準備資金があったことは
カンブリア宮殿の彼女のインタビューの中にある。
「お金のことは心配ないから、創りたい学校を創ってくれ」と言われていたのに…
すごろくが、スタートどころかマイナス地点にまで戻った
と。
今、資金が手元になくても
それでも、自分の理想とする学校を創りたいのか？
その問いがあったからこそ、
そして、その問いにYES!!と答えたからこその
今なんだろうなー
と思えてしかたないのです。
それこそが、すべてPERFECT
「出来事」は「起きたこと」でしかない。
良いも悪いもない。
彼女は特別な人ですか？
1990年 東京学芸大学教育学部付属高等学校入学
1991年 同校を中退、経団連からの全額奨学金をうけて、
カナダの全寮制インターナショナルスクールに留学
（在学中に国際バカロレアディプロマ資格を取得）
1998年 東京大学経済学部卒業
モルガン・スタンレー（日本法人）に勤務
2000年 ラクーン勤務
2003年 国際協力銀行(JBIC)勤務
2005年 スタンフォード大学大学院国際教育政策学修士号取得
2006年 国連児童基金(UNICEF)のプログラムオフィサーとしてフィリピン駐在
ストリートチルドレンの非公式教育に携わる
2009年 インターナショナルスクール・オフ・アジア軽井沢設立準備財団(ISAK)
代表理事就任
2012年 日経ビジネス「次代を創る100人」に選ばれる
アエラ「日本を立て直す100人」に選ばれる
日本政策投資銀行主催「女性新ビジネスプランコンペティション」にて
日経特別賞を受賞
世界経済フォーラム（ダボス会議）のYoung Global Leadersの1人に選出
2013年 日経ビジネス主催「チェンジメーカー・オブ・イヤー2013」に選ばれる
TEDxKyotoにスピーカーとして登壇
2014年 日経ウーマン主催「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2015大賞」に選ばれる
華々しい経歴ですね(^_^;)
こーゆーのを見ちゃうと、
「やっぱり学歴が・・・」とか
「そもそもの環境が・・・」とか
理由を外側に見つけようとしてしまいがちですけど、
そんなところを見ちゃダメよ。
そして、こういうことだけが成功＆成幸のかたちではないってことです。
もっと内側を見ていかないと。
彼女は、リーマンショックで最初のスポンサーが降りたときに
自分も降りることも出来たはずです。
これだけの経歴を持っている人ですから、大手企業からも引く手数多でしょう。
旦那さんもいるし
この期間中に子どもも産んでるし
もっと安穏とした、それでも成功者と言えるような選択筋もあったのです。
でも、自分に問うてみたら
「こっちの道だ」って言うから、それを選んだ。
「最良」を求めて、「良」の道を選ばなかった。
ただ、それだけです。
「出来事」はただの「起きたこと」
そして
ポイントは「問い」を持つこと。
その「問い」すら解らない～って方は、
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みっちの一般向けビジネスセミナーはこれで最後になるかも知れません。
姫ビジGO!!ですよ。
