日本のお母さんはひとりで頑張り過ぎだとは思いませんか？
わたしはそう思うよ。
家族崩壊ブロッカー・性愛セラピスト認定トレーナーの長澤りえです。
こんにちは。
「ワンオペ」とはワンオペーレションの略で、
某牛丼チェーンがスタッフひとりで店の営業を続けていたことが発覚し
問題になったことから、この言葉が一般に知れ渡りました。
「ワンオペ育児」とは、ひとりで育児をすること。
主に母親がその担い手になってます。
シングルマザーのみならず、
旦那さんが単身赴任だとか、
まったく協力を得られないといったケースで、
どんどん増加しています。
2年ほど前のサイボーズワークスタイルムービー『大丈夫』を
記憶している人もいらっしゃいますよね。
これを観たとき、切なくなったなー。
自分のその頃から、既に四半世紀ほど経ってますが
状況って余り変わっていないような氣がします。
唯一、変わってると思うのは
スーパーの営業時間が延びたこと。
当時、19時までだったんです。
いつもギリギリ。
「スーパーには寄らずに、先にお迎えに来てください」
って言われていたんですが、
無理そうなときは、先に寄ったりしてました。
だってさ。
最寄駅⇒スーパー⇒自宅⇒保育所って位置関係だったのよ。
最寄駅から自宅まで、歩けば20分
自宅から保育所までも、20分
寄りたくもなるでしょ。
それで思ったんです。
確かに、あの頃に比べたっら
便利になったよ。
スーパーの営業時間も延びたし
便利な家電も増えたでしょう。
でも、これらって
「ワンオペ育児」ありきの便利さで。
これだけ便利にしてやったんだから
ひとりで頑張りなよ
って言われている氣分になる。
女性が働くことに色んな理由があるでしょう。
わたしの場合は、経済的な理由が多少あったにせよ
とにかく働きに出たかった。
アイデンティティーのようなものだった。
ところが、そうなると余計に
家事・育児に支障をきたさないのなら、どうぞ。
的な状況に追い込まれる。
だから、あの頃は
スーパーがもっと遅くまで営業してくれたら・・・
保育所が駅前にあったら・・・
もっと便利な家電が欲しい・・・
に始まり
会社がフレックス制度を導入してくれたら・・・
いや、それよりも在宅勤務が可能になったら・・・
やっぱり自分自身もワンオペありきで、方法論を模索してた。
でも。でもね。
仕事と家事・育児を両立させようと
いくらひとりで頑張ったところで
両方ともに100点満点って取れないでしょう？
せいぜい70点・70点くらいよ。
それぞれは70%くらいしか、出来ないのだけど
両方合わせれば、140%ですよ。
すでにキャパオーバー
どこのブラック企業やねん!?って状態です。
やっぱりね。
日本のお母さんは頑張り過ぎなんです。
そこには、女性が働くということが
＝男並みに、男と同じように
という間違った前提があることも影響していると思う。
行政や、会社に望みたいことも沢山あるけれど
無理しない
頑張らない
ってところから、始めてみてはどうでしょう。
「助けて」って言ってみてはどうでしょう。
こんな記事がありました。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/25/karoshi_n_12651602.html
実は選択の扉はいくつもある。
とりあえず、
ゆっくり、好きなだけ寝られるように
誰かを頼ってみる
