デトックス (detox) とは、体内に溜まった毒物を排出させることである。
この呼び名は "detoxification"、解毒の短縮形である。
つまり、(体内から毒素や老廃物を)取り除くことである。
アルコール依存症や薬物依存症の際に身体から薬物を減少させる治療を解毒(detoxification)と呼び、デトックスと言う場合もある。 - Wikipediaより


デトックスの定義はもっと深いものがあるけど、とりあえずデトックスを「毒出し」とすると
その毒出しの結果、現れる反応が好転反応だと思ってます。

じゃあ、この「毒」ってなんでしょね?
「体外毒素」
本来、人体に入ってきてはいけない、外界の毒素です。
代表的なものが、水銀、鉛、カドミウム、砒素といった有害金属です。

「体内毒素」
体の中で生じた老廃物のことで、二種類あります。

ひとつは、腸の中で摂取した食物を消化する結果生じた老廃物です。
主に腸内で食物が消化・分解されたアンモニア・硫化水素・インドール・スカトール・アミン類などです(これらはすべて発癌成分であり同時にニオイ成分でもあります)。

もうひとつは、生きていくために必要なエネルギーを作る結果生じた老廃物や不要になった細胞を分解した結果生じた老廃物で、乳酸・尿素・尿酸などが含まれます。


基本的に口から入ったものは腸が毒素の体内への侵入を防御します。
そして、それらを便として体外へ排出します。
便秘が危険なのは、排便されない間に有害金属が腸管から体内に吸収されるからです。

腸から体内に吸収されてしまった毒素や老廃物は、一旦すべて肝臓に送られて無毒化されます。
が、量が多かったりするとすべてを無毒化できず、栄養分と一緒に血液に乗って全身の組織まで運ばれてしまいます。


組織に蓄積した毒素を「体外に排出する」=デトックスと一般的には理解されてます。
いわゆる「毒出し」ですね。
(本当は入れないこともデトックス)


血液や組織中にある毒素を体外に排出する方法(ルート)は3つあります。

①腎臓から尿として排出するルート
②汗腺から汗として排出するルート
③皮脂腺から皮脂として排出するルート

体外毒素(有害金属)は、主に汗とともに汗腺と皮脂腺から。
体内毒素(老廃物)は、主に腎臓から。

皮膚にも、排出器官があったのです。

デトックスの結果の好転反応については次回~♪