人形に自己投影 | 何となく、そんな日々。

人形に自己投影

今、娘の一番お気に入りの遊びは人形遊び。

ブロックやシルバニアのお家で遊べるサイズの人形が、わんさかとある。

沢山あるんだけどメインキャラクターが


・どらちゃん先生(義実家から娘がせしめてきた販促グッズ?の貯金箱。他の人形よりちょっと大きい)

・どらちゃんたち(あははドラちゃん・にっこりドラちゃん・ペロドラちゃん・レッツゴードラちゃん)

・キティちゃん(ダイヤブロックジュニアの付属品)

・アンパンマンたち(フリマでゲトしたジュースのオマケ10種)




あらすじというか、大体は保育園生活のおさらいみたいなかんじ。

お誕生会があった日は、人形達もケーキかこんでお誕生会している。

ここに毎度毎度、万年反抗期のキティちゃんが「イヤなの、きらいなの」を連呼して、

さぁドラちゃん先生どうしましょうっていうのが、

この人形遊びの肝・・・みたいな・・・。

ドラちゃん先生の手に負えないイヤイヤグズグズの時は、私が呼ばれます。


娘本人はあんまり、イヤイヤ言わなくなったんですけど、

その代わりなのかキティは本当に世の中の全てがイヤ。

大好きなケーキだって「イヤ。食べない。ケーキきらいなの(棒読み)」だし。

「しほちゃんはケーキ美味しいよねぇ~ キティちゃんもおいしいよ、食べようよ」

「イヤ、キティちゃんケーキ食べない。イヤイヤ(棒)」



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日々の育児に疲れているのに何ゆえこの白猫人形に翻弄されなければならんのだー

この遊びはママ楽しくないぞー

とか暫く思っていたのですが

キティちゃんは甘やかして欲しいだけのようで、



「カレーきらい、たべない」

「じゃあ、ドラちゃん先生が食べさせてあげましょう」

「たべるぅ」


「プールイヤイヤ、プールには入らないの、いやなの」

「小さい方のプールは?」

「イヤキライ」

「じゃあお花にお水をあげにいこうかぁ」

「うん」


「ケーキきらいなの。イヤイヤグズグズ」

「ケーキのいちごは食べられる?」

「いちごは好き。食べる」

「皆と食べられて良かったね」


扱い方が判って一件落着(?)






皆と一緒にやるのが保育園・集団生活。

特別扱いばかりでは集団保育が成り立たないし、

子供の社会性も育たない。

現実の娘はちゃんと先生の取り成しや誘いに乗って、

お友達と一緒に遊ぶことを楽しんでいる。

ただ、いつもいつもそうではなくて、

我侭をきいてもらって特別扱いしてもらって甘やかして欲しいという気持ちもあるのだろう。

(その気持ちは家庭で満たしているので、だから保育園でも出さないのだろうけれど)

モヤモヤした気持ちを、人形遊びの我侭キティちゃんに託して処理しているのかなぁ。




それにしてもドラちゃん先生、いつも優しい対応で頭が下がります。

(保育園の先生方の口調、そのまんまです)