男女とも全日本選手権が終わり、
最終順位が確定したようですね。
男子は川添プロの3年連続三冠達成。
これは前人未到の偉業です!
プロ3年で9勝を挙げるという
凄みを見せ付けられました。
彼の場合、単なる勢いではなく
あの若さにして多彩な技術を持ち
どんなコンディションにも対応できる
引き出しを持ち合わせているところに
幅の広さ・厚みを感じるんですよね。
ただ、このままずっと続けられたら
盛り上がりに欠けてしまうので
来季に向けて「打倒・川添」の
先陣を切るようなプレーヤーが
出てくれることを期待します。
今季は川添プロが2勝した以外は
平山陽一プロ・大友仁プロが初優勝、
岡部直治プロ・坂田重徳プロに
久しぶりのタイトルがもたらされました。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
一方で、女子のほうは
終盤に派手な展開が
待ち受けていましたね。
プリンスカップまでの時点で
松永裕美プロが全日本に上位入りすれば
ほぼ三冠が手中に収められた展開でした。
その全日本選手権で
ドラマが待っていました。
松永プロがファイナルに残り、
三冠達成も決まりつつあった中で
そこに「待った」をかけたのは
姫路麗プロでした。
1位で残り優勝決定戦。
3位通過から勝ち上がった
吉田真由美プロとの対戦では
まず敗れるというスタート。
しかし、全日本の場合は
1位通過者に「再戦」という
アドバンテージが与えられていて
再決定戦へ……そこで、姫路プロは
1フレームからストライクを連ねます。
そして、11連続ストライクで
迎えた10フレーム3投目が
完全に裏に行きながらもストライクで
何と300点達成
!!!
TVファイナルで
300点を達成すると、ボーナスとして
さらに100万円が授与されるため
賞金部門において、土壇場で
松永プロをかわして1位に。
こんな奇跡のような展開で
松永プロの三冠達成を阻止、
賞金部門1位を「強奪」するという
すごい場面を見せた姫路プロに
ただ唖然とするばかりでした。。。
この場面には「伏線」があったんですよね。
この前の大会・プリンスカップで
松永プロ-姫路プロという
対戦がありました。
そのときも姫路プロが
279・245の524という
申し分ないスコアに対し、
松永プロは300・279と
更に凌駕する爆発力で
上位進出を阻んだ経緯があったのです。
このくらいすごいスコアで
決着をつけなければならないレベルでは、
やっぱり300点という「これ以上ない結果」を
もって決めるしかないのでしょうか。。。
もはや、彼女たちは
いい意味で「病気」です![]()
女子も今季は新人戦で勝った
小林あゆみプロが2勝した以外は
複数タイトルを獲得した選手はいませんでした。
そんな中、悲願の初タイトルを挙げた
長谷川真実プロや
実に10年ぶりのタイトルとなった
大山由里香プロ。
そして、自らの
トーナメント史上最年長タイトル記録を
更新した加藤八千代プロが印象的でしたね。
来季はどうなることやら……今から楽しみです☆
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そして、海の向こうでは
PBAも開幕しています。
パーカー・ボーンⅢ世が
ワールドチャンピオンシップを
49歳で勝ちました
先日はジャパンカップで
ミカ・コイブニエミがPBAツアー10勝目を飾り、
現役インターナショナルプレーヤーの
第一人者としての誇りを見せました
私自身はプレーヤーとして
投げられていないのですが、これからも
見る側として目は養っておきます![]()