「ずいぶん久しぶりの優勝」と思ったら
実に10年ぶりということでした。
大山由里香プロ
優勝おめでとうございます!
デビューした年に大津プリンスカップで初タイトル、同年の
全日本を当時最年少で制覇するなど大活躍を見せ
一躍トッププロの仲間入りを果たします。
ところが、関西オープンを2002年に制した後は
なかなかタイトルに恵まれず
トップシード(年間ランク上位18名)からも遠ざかります。
大山プロといえば、独特なステップワークと
全身を使うような躍動的なフォームが
すごく好きなんですよね☆
一度、生で見たいと思うプロボウラーのひとりです。
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今回の東海女子オープンも、予選前半は
プラスさえもできず苦戦しますが
後半5Gで1108を打って準決勝に進出します。
準決勝では4G 915
準決勝進出選手の中で
トップのスコアを打ち決勝に進出。
決勝RRでも、
吉田真由美プロ・阿部聖水プロ・佐藤まさみプロと
簡単に勝たせてくれないメンバーの中でも
3勝1敗で最終の4名に残ります。
その決勝進出者4名も大山プロ以外では
松永裕美プロ・西村美紀プロ・板倉奈智美プロと
そうそうたるメンバーが揃いました。
まず4→2のエリミネーション
(上位2名進出)で・・・
①大山 247
②松永 237
③板倉 233
④西村 203
優勝決定戦の組み合わせが決まりました。
何と、「現役最強」との誉れも高い
松永プロとの対戦です。。。
いきなり松永プロが②④-⑩のスプリットオープン、
しかし大山プロも3フレに厚めに入って
④-⑥でオープンのお付き合い。
最終10フレで大山プロは
ターキー後に②④-⑥⑩のスプリットで大ピンチ。
これで松永プロの逆転……かと思いきや
何とこれを見事なスプリットメイド!
最終的にこのゲームは
201-201の同ピン。
1ショットプレイオフにもつれる大激戦に。
そのプレイオフも大山プロ、松永プロともに
3投目までストライクという緊迫感MAXの展開。
4投目にもストライクを出した大山プロに対して
松永プロが④ピンを残して無常にも勝負あり。
大山プロが実に10年ぶりのタイトルを
獲得しました。
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まだJPBAのリポートは出ていませんが
とても感動的なフィナーレだったものと思われます。
長い壁を破った末のタイトルは
本当に素晴らしいものになったと思います。
まだ38歳、これからも大山プロが活躍できることを
心から願っています☆