2010年のプロ野球は
千葉ロッテマリーンズ が
が 
5年ぶりの日本一で幕を閉じました。
CS制度導入後初、シーズン3位から
日本一に輝いたチームとして
歴史にも名を残すことになりました。
シーズン中は序盤にスタートダッシュを
成功させて、一気に首位に立ちました。
しかし、夏場になって故障者も
多くなって失速してしまいます。
ルーキーの荻野貴が足の故障で
長期離脱を強いられ、先発投手陣も
唐川の故障や渡辺俊介の不調で
枚数が揃わないというアクシデントもありました。
シーズン終盤にはCS出場圏内の
3位すら逸する大ピンチも迎えましたが、
横浜からトレードで獲得した左腕の吉見や
今季新加入のマーフィーが12勝するなど
低迷する先発陣を底支えし、中継ぎでも終盤に
内が大きく成長して勝ち運をもたらしました。
野手では荻野貴と同じくルーキーの
清田が頭角を現しました。
そこに井口・サブロー・福浦・今江など歴戦の兵が
安定した活躍を見せて勢いをつけました。
また、先発捕手の里崎が背筋痛で
途中離脱してしまうと、昨季ソフトバンクから
自由契約となった的場が、その穴を埋めるどころか
それ以上の大活躍で危機をしのぎました。
さらに、何よりも特筆すべきは1試合3安打の
「猛打賞」プロ野球最多記録を樹立し、イチロー以来の
シーズン200本安打を達成した西岡剛の存在でしょう。
終盤に連勝しないと3位に入れないというピンチに
連勝を重ねて北海道日本ハム をかわして3位に入り
をかわして3位に入り
CS進出を決めました。
CSでは、2位進出の埼玉西武 に
に
リードを許す展開でも、終盤にひっくり返す
勢いを見せ付けて2-0でファイナル進出。
ファイナルも福岡ソフトバンク には
には
アドバンテージを含めて不利な上に
一時王手をかけられてながらも
そこから3連勝という奇跡に近い逆転劇で
日本シリーズ進出を決定。
日本シリーズの相手は、セ・リーグ王者の中日 。
。
下馬評では王者の中日有利でしたが
初戦のナゴヤドームでは中日先発の吉見を
攻略した千葉ロッテが何と先勝!
その後は1-12と大敗するものの、千葉マリンに移って
2勝1敗と勝ち越して王手をかけてナゴヤドームに戻ります。
先週末に戻ったナゴヤドームの6戦目では
日本シリーズ最長試合記録を更新する
延長15回の激闘の末に引き分け。。。
そして、迎えた7戦目も実にシリーズ3戦目の
延長戦突入という痺れる試合は、終盤に
千葉ロッテのチーム史上初、育成から這い上がった
岡田幸文が、中日の抑えのエース・浅尾から
外野を破る大きなタイムリー3塁打を放ち
勝ち越すと、最後は伊藤が締めてゲームセット。
4勝2敗1分けで日本一に輝きました。
西村徳文監督は就任1年目にして
いきなり日本一に!
とはいえ、それ以前からヘッドコーチや
2軍監督などを歴任してチームをずっと見つめてきた
その卓越した指導者としての経験が実を結んだのです。
そして、「和」というキャッチフレーズのもとに
チーム全体でつかんだ日本一は格別だったことでしょう。
2009年は本当にチームが空中分解寸前でした。
前監督と選手との確執、一部の応援団体から
心無い行為をぶつけられて傷を負ったこともありました。
そのチームが、まさか日本一になるとは
誰が想像したことでしょう?
応援する私ですら、開幕当初は信じられないことでした。
ところが、それを覆したということは
何より素晴らしいことではないかと思います。
千葉ロッテマリーンズ
日本一おめでとうございます!!!
来季も、結果は気にしながらも
楽しく応援できる野球をよろしくお願いします♪