2010年3月のダイヤ改正により
上野-金沢間の在来線定期列車2本が
廃止になってしまいます。
ひとつは寝台特急「北陸」、そして
もうひとつは深夜急行「能登」です。
「能登」は以前、信越本線経由で
3両の寝台客車を連結していた客車急行でした。
その列車を牽引していた電気機関車の
EF62も大好きな機関車でした。
私自身にも思い出がありまして、
大学受験で早いうちに会場に行くために
この列車に乗ったこともありました。
そして、あてのないまま旅行に出たときも
直江津に一番早く着くこの列車をよく使いました。
489系電車になってからも
何度か乗っていたんですけど、
1997年に長野新幹線が開業してから
碓氷峠越えルートが廃止になり
上越線に迂回するようになってしまいました。
でも、縁はなかなか切れることがなく
489系車両が運用の合間に
都内で滞在しているときは、「ホームライナー」という
座席定員制の列車を担当しています。
こちらにも、よく乗りましたね☆
上野から鴻巣まではグリーン料金より安い
500円でのんびり座ることが出来ます♪
元々、この489系という特急型電車は
特急「白山」のために作られた電車でした。
こちらはリバイバル運転の写真なんですけど、
往時は3往復・グリーン車、食堂車つきの
12両編成で活躍していました☆
でも、製造されてから30年余りとなり、
経年劣化や碓氷峠廃止による用途消滅のため
この電車の活躍も残りわずかとなりました。
製造当初の高速列車としてのコンセプトを
凝縮させたこの車両、丸みを帯びたフォルムも
とても可愛いですよね♪
お別れするのがとてもつらいです(T-T)

