昨日、第一回を書いたところ
意外なことにみなさんから
コメントもいただけましたので
引き続きコーナー化することにします(≧ω≦)b
Q2:みんな、何であんな重いボールを
平気で投げられるんですか?
A:投げる人の手に合わせて
作られているからです。
私が今、投げているボールが15ポンドで
キログラム換算すると約6.8kgです。
そのくらいのボールを、ハウスボールで投げるとなると
かなり至難の業とも言えます。
なぜかと言うと、ハウスボールは大まかな目安で
大量生産で指穴が開けられているからです。
それが「みなさんの指に合うか」と言われると
ほとんど合うものに出会えないのが現実でしょう。
その点では、俗にマイボールと言う
自分用に作ったボールですと
手のサイズに合わせてドリルをしますので
投げる人のサイズ通りに開いているのです。
また、ハウスボールのように
指穴があけられているそのままの状態ではなく
下の写真ような感じになって出来上がりますので
重くても投げられるんです♪
(サンプル STORM スペシャルエージェント)
私は右利きなので①の左に中指・右に薬指、
②に親指が入るのはご覧になっておわかりでしょう。
①に薄紫のものが入っているのが見えますね。
これはゴム製のフィンガーインサートという
グリップで、これが入ることによって
ボールに回転をかけるための動作がしやすくなります。
ボールを手から放すときに、中指と薬指で
拾い上げるように放すと引っかかることによって
回転をかけることができます。
このグリップは輸入・国産と何社かが作っていますが
市場のシェアではUSA産のVISEとTURBOという
2社が大半を占めています。因みに私はVISE愛用者です(^^)
さらに、②の親指のほうですが
よく見ると黒くなっていますよね。
これは、曲がるリアクティブボールの場合
そのままドリルして穴を開けると素材の性質上
指にひっかかるために、滑りを良くするように
100%ウレタン製のソリッドを埋め込んでから
ドリルをしています。
ボウリングのボールはリリースするとき、通常は
親指が離れてから中指・小指が離れていきます。
そのため、親指がスムーズに抜けないと
ボールに回転がかけられなくなります。
そういう事態を避けるために、ウレタン製のソリッドを
ほとんどの方が埋めてドリルをしています。
何だか、説明順序が前後になりそうで
不安なんですけど……不足部分は追って
近いうちに書こうと思っています。
しばしの間、お付き合いいただけると
ありがたいです m(_ _)m
