『暗闇を見よ』 | 鈴と空のブログ

鈴と空のブログ

読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

最新ベストミステリー 暗闇を見よ (カッパ・ノベルス)/著者不明
¥1,365
Amazon.co.jp


稀代の作家たちが催す恐怖と幻想の饗宴!
すべてのミステリーファンに贈る

、三年に一度刊行される大好評アンソロジーの第三弾。
三カ月連続刊行の掉尾を飾るに相応しい当代きっての作家たちが集結。
ミステリーとホラー、ジャンルの間を自由自在に越境する才能が、
謎の奥に潜む狂気と恐怖を抉り出す。
ミステリーファン必携の豪華な一冊!
――――― Amazonより


赤川 次郎 隣の四畳半
 飴村 行 ゲバルトX
 乾 ルカ ちゃーちゃん
歌野 晶午 おねえちゃん
 北村 薫 三つ、惚れられ
 倉知 淳 猫と死の街
柴田よしき 雪を待つ朝
辻村 深月 十円参り
法月綸太郎 引き立て役倶楽部の陰謀
平山 夢明 吉原首代売女御免帳
道尾 秀介 冬の鬼
 柳 広司 ろくろ首
米澤 穂信 身内に不幸がありまして
――――― 目次より


個人的評価 : ★★★☆☆


色々あったな。

「面白かった」もあれば「イマイチわからん」も。
「好き」もあれば「苦手」も。


読んだことがあったのもいくつか。


印象に残っているのは2度目の赤川さん、道尾さん、
後は柳さんあたりだろうか。


柳さんのは最後にゾッとした。
最後の刑事の言葉に。
もっと凄惨なシーンだとかグロテスクな描写だとか不可思議な事態だとか、
きついものもこれまでに読んだことはあるはずなのに、
あの一言はなぜか妙にゾクッと。


入り口は面白そうだったのにだんだん分からなくなっちゃった、
というのが1つ。
面白いんだけど、どうにも読みにくいというのも1つ。
どうにも読みにくい上に、楽しくないというのも1つ。
面白くないわけじゃないんだけど、
結果的にほとんど全てが想像の範囲内で終わっちゃったのがいくつか。
(そのいくつかの中には赤川さんのも含む)


で、全体的な評価(星)としては4つ寄りの3つ。