- 灰の旋律/堂場 瞬一
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俺の仕事は何だ!?
警察小説のヒット・メーカーが描く「ハード・ボイルド」
真崎薫シリーズ最新作
酔いどれの音楽プロデューサー。
失踪したギタリスト。
一世を風靡したロッカーたちを切り裂く一発の銃声。
みたび猟犬が横浜を奔り、音楽業界の闇に迫る!
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
蒼・青に続くシリーズ第三弾。
一旦読み始めた真崎シリーズなので
「いつか面白くなるんじゃないか」という期待も込めて読んではみた。
けど、今回も「面白い!」とは思えず。
文章や真崎というキャラクターの装飾過剰も相変わらずだし。
「音楽業界の闇」にしてもな……。
物語の中において
(むしろ現実の芸能界においても)珍しい話でもなし、
「音楽業界」ならではの面白さというわけでもなく。
罠にはめられかけたりもするんだけど、
その罠も仕掛けられる人間も限られていてハラハラも出来ないし。
真崎よりもむしろ神城の方が好きだ。