- ポセイドンの涙/安東 能明
- ¥1,890
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全長54000メートル
世界最大の青函トンネルが水没する。
新進ファッションデザイナー・三上連は、少年の頃、
ある人間を殺して青函トンネルの内壁に塗り込めて隠した。
それから25年、パリの第一線で活躍する彼のもとに、
突如<函館に戻ってきなさい>という脅迫状が送りつけられる。
帰郷した彼を待っていたのは―――。
息詰まるサスペンス、切なすぎるラブストーリー、
海下240メートルで繰り広げられるアクションシーン!
トンネル工事の村で育った3人の子どもたちが、
25年ぶりに北の大地で再会した。
そして今、無謀な国家プロジェクトに翻弄された
人々の哀歓の物語が再び始まる――
三上連は函館で華々しく展示会を開くが、
会場で思わぬ人を見つける。
根本由貴。
彼女は、連がトンネル内で殺した男の娘だった。
脅迫状を送ってきたのは由貴なのか……。
そしてもう一人、殺害現場に居合わせた幼馴染み・江原政人も姿を現す。
それぞれ3人が、打ち明けられない秘密を持っていた。
衝撃のラストが待っているミステリ長編、
ホラーサスペンス大賞受賞作家の本領発揮!!
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
なかなか話がつかめなくて手こずった。
「先(展開)が読めない!」ってことじゃなくて、
単純に話の筋が見えないという感じだろうか。
色んな過去や企みを持たせた色んな立場の人が
多すぎるせいもあるのかな……。
ジャックとの関係だとかオルガとの関係とか
浩二のことだとか……。
どうしても必要だったかと聞かれると
「?」。