『光媒の花』 道尾秀介 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

光媒の花/道尾 秀介
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印章店を細々と営み、認知症の母と二人、
静かな生活を送る中年男性。
ようやく介護にも慣れたある日、
幼い子供のように無邪気に絵を描いて遊んでいた母が、
「決して知るはずのないもの」を描いていることに気付く……。
三十年前、父が自殺したあの日、母は何を見たのだろうか?(隠れ鬼)
共働きの両親が帰ってくるまでの間、内緒で河原に出かけ、
虫捕りをするのが楽しみの小学生の兄妹は、
ある恐怖からホームレス殺害に手を染めてしまう。(虫送り)
20年前、淡い思いを通い合わせた同級生の少女は、
悲しい嘘をつき続けていた。
彼女を覆う非情な現実、救えなかった無力な自分に絶望し、
「世界を閉じ込めて」生きるホームレスの男。(冬の蝶)など、
6章からなる群像劇。
大切な何かを必死に守るためにつく悲しい嘘、
絶望の果てに見える光を優しく描き出す、感動作。
――――― Amazonより


個人的評価 : ★★★☆☆


相性の問題か、タイミングの問題か。
随分サラッと読んじゃった。


なかなか入っていけない。
後々これと言って響いてくることもない。
かと言って沁みこむという感じでもない。


なんだろうな……。