『ギフト』 日明恩 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

ギフト/日明 恩
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それは神様からの迷惑な贈り物


“死者”が見える少年
心に傷を負った元刑事
孤独に生きてきた二人が、死者たちの謎を解き明かす


『それでも、警官は微笑う』『鎮火報』の著者が贈る、
3年振り待望の新刊!!
創立60周年記念刊行作品
――――― 帯より

個人的評価 : ★★★★☆


なかなか好きだったな。
何度か泣きそうになっちゃったり。


犬の話では「泣きそう」じゃなくて泣いちゃった。
自分で犬・猫を飼いだしてから、
動物の絡む話には弱くなったと自覚はしてたけど
今回もやっぱりダメだった。
「ダメ」なんていいながら、とても好きだったんだけど。


他の話でも少年の見る“死者”が辛くて
死後も残された人を想い続ける優しい話、ではあるんだけど、
優しいだけじゃなくて哀しかったりもする。


特に姉弟の話は辛かった。
姉の7年と19年を思うと。


唯一、派遣社員の女性の話はちょっと異質か。
好みとしてもこれだけちょっと外れ気味。


『シックス・センス』、観たはずなんだけどな。
観た事は覚えてる。
なのに肝心の内容が浮かんでこない。