『宿命』 小杉健治 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

検事・沢木正夫 宿命/小杉 健治
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命を捨てても守らなくてはならない秘密がある
『父からの手紙』の著者が描く感動の人間ドラマ
迫真の司法ミステリー


凄惨だったが、単純な殺人事件に思えた。
包丁で刺された男性は死亡し、
被疑者の女性は素直に犯行を自供している。
動機も十分に納得できるものだった。
だが、沢木検事は最初から違和感を拭えないでいた。
そして、彼女の思わず発したひと言に沢木の疑念は確信に変わる。


事件の真犯人は!?
そして女が隠し通そうとする秘密とは!?

――――― 帯より

個人的評価 : ★★★★☆


命がけで守ろうとした秘密、
そういうことか…。
知られたくない秘密には違いない…。


沢木が最後に採ろうとした行動もな…。
沢木の言うこともわかるけど、
あの人たちが命がけで守ろうとした秘密を
世間に曝すことが善い・正しいことなのか…。


『公訴取消し』の事件の時には
あの彼の意を汲んでやったじゃないか!なんて。