『午前零時』 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

午前零時/鈴木 光司
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今夜、運命は変わる、変えられる。
豪華執筆陣が、イタズラな世界の24時×13夜を描いた
――――― 帯より


ハンター   鈴木光司
冷たい手   坂東眞砂子
夜、飛ぶもの   朱川湊人
卒業   恩田陸
分相応   貫井徳郎
ゼロ   高野和明
死神に名を贈られる午前零時   岩井志麻子
箱の部屋   近藤史恵
午前零時のサラ   馳星周
悪魔の背中   浅暮三文
1,2,3、悠久!   桜庭一樹
ラッキーストリング   仁木英之
真夜中の一秒後   石田衣良
――――― 目次より


個人的評価 : ★★★★☆


面白かったけど、あっさり。
それぞれ数分で読めちゃうくらいの短さだから
あっさりになるのも仕方ないのかな。


想像(というか期待というか)してたのとは
随分印象が違うものも多かったんだけど。


好きだったのは貫井さん、高野さん、近藤さんあたりだろうか。
貫井さんと近藤さんのは「もう一声」なんて思ったりもしたんだけど
それもこの短さでは、ってことか。
贔屓目な部分もあるかもしれないけど。


朱川さんのは雰囲気が好きだ。
月夜と影の風景が。


でも一番は馳さんかな。
サラの姿が愛しくて哀しくて。
泣いちゃいそうになった。