『硝子のハンマー』 貴志祐介 | 鈴と空のブログ

鈴と空のブログ

読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

硝子のハンマー/貴志 祐介
¥1,680
Amazon.co.jp

見えない殺人者の、底知れぬ悪意。
異能の防犯探偵が挑む、究極の密室トリック!


「青の炎」から4年半、著者初の本格ミステリ!


日曜の昼下がり、株式上場を目前に、
出社を余儀なくされた介護会社の役員たち。
エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、有人のフロア。
厳重なセキュリティ網を破り、自室で社長は撲殺された。
凶器は、殺害方法は。
すべてが不明のまま、逮捕されたのは、
続き扉の向こうで仮眠をとっていた専務・久永だった。
青砥純子は、弁護を担当することになった久永の無実を信じ、
密室の謎を解くべく、防犯コンサルタント榎本径を訪れるが―――。
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆

4つと悩んでギリギリ3つ。


今までに読んだ貴志さんとはちょっと違う雰囲気だろうか。


凶器やら殺害方法はかなりびっくり。
でも驚いて「ほぉ」とは思うんだけど、いまいちピンとこない感も。


これは単純に私が物を知らないせいかもしれないけど、
手口が書いてある部分にちらほらわからないことがあって。
書かれてる物の名前を見てもそれが浮かばないとか。


殺害の瞬間の光景はわかるんだけど、
そのために仕掛けの部分がぼんやりとしか浮かばないから
なんとなく「ん?」という感じのままで。


面白くないわけじゃないし、嫌いでもないんだけど
「好きだ!面白かった!」とも言い切れない。
微妙なところだ…。