- がんばれば、幸せになれるよ―小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉 (小学館文庫)/山崎 敏子
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小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉
5歳でユーイング肉腫という小児がんを発病、
5度の再発、4度の手術にも耐え、
病床にいながらも、負けない心、優しい心遣い、
家族への思いやりを忘れることはなかった―――
第63回 「文藝春秋読者賞」受賞!
あの涙の手記がより詳細に書き下ろされた
息子・直也の言葉は忘れない―――
「負けない!がんばるよ」「生きて、生きて、生きまくるぞ」
……病魔との闘い
「何があっても絶対あきらめない!」「勇気が大事」
……たくましい生命力
「おかあさんには心配かけたくないんだ」
「おかあさん、ナオが死んでも暗くなっちゃダメだよ」
……家族への思いやり
命をかけて「生きる勇気」を教えてくれた
――――― 帯より
以前テレビで見て気になってた本。
ホントに何度も、というかずっと涙。
たった9歳の子がこんなに強くなれるのかっていうくらい。
「お母さんの心の準備が出来てないからまだ死ねない」
「すぐあきらめちゃダメだ」「言ってくれてよかった」などなど、
彼の3倍以上生きてきた今でも、言える自信がない。
病気を受け止めて闘った直也くんも、
きちんと告知して支えたご家族も、
まだ小さいのに寂しいのをこらえて頑張った弟君も、
みんなすごい。