『友よ』 赤川次郎 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

友よ (カドカワ・エンタテインメント)/赤川 次郎
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女子高生の紀子、栄江、真由美は、中学時代から親友の仲。
3人は親の事情で離れ離れになってしまったが、
何か困ったことがあったら、駆けつけようと約束していた。
そんなある日、紀子のもとにテディベアの絵ハガキが届く。
このハガキは、3人の約束の合図だった。
高校の修学旅行でハワイに行く寸前だったが、
紀子は栄江と真由美のもとに向う。
それが、誘拐、殺人、汚職など
様々な事件に巻き込まれるスタートだった―――。
友情が女子高生を危険な場所に呼び込む!
友を救うため奔走する紀子らの活躍と友情を描く長編ミステリー。
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★☆☆

4つ寄りの3つ。

読みやすさは◎、面白さは○って感じ。


ミステリーっていう感じはあまりしない。


紀子のキャラクターはわりとベタな感じで
とりたてて魅力を感じるってわけでもないんだけど、
それでも自分とは全然違うタイプのヒロインなので好き。


公園で殺された「おばさん」が
犯人の男たちを知ってるような感じだったから
「あぁ、きっとまた○○が犯人一味にいるんだな」って。


よくあるパターンだな、と思ってたんだけど、
それが外れてて良かった。
そのパターンも嫌いじゃないけど、驚きもないから。


これはあくまでも「私は」ってことだけど最後に刑事が
紀子に牧野のことを伝える場面はない方が良かった。
牧野とみどりさんが一緒に立ってるのを見た、って
それだけで十分伝わるだろうに。