- 片眼の猿 One‐eyed monkeys/道尾 秀介
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サプライズマジシャン 道尾秀介の大技、小技が冴え渡る。
ミステリ界最注目の新鋭が繰り出す、超・絶・技・巧
警 【Caution!】 告
まず断言してしまいます。
どれだけ眉に唾を付けて読んでいただいても、
著者の企みを100パーセント見抜くのは不可能でしょう。
どうぞ、目一杯期待して読んで下さい。
そして、驚いて下さい。
さらに、トリックがテーマと分かちがたく結びついていることに感嘆して下さい。
「やられた」だけでは終わらせない、名手・道尾の最新ステージ、堂々開幕!
――――― 帯より
俺は私立探偵。
ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。
その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。
今はある産業スパイについての仕事をしている。
地味だが、報酬が破格なのだ。
楽勝な仕事だったはずが―――。
気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。
――――― 表紙袖より
個人的評価 : ★★★☆☆
確かに何点かには驚いた。
でもあんまり心地よい裏切りじゃなかったというのが正直なところ。
ということで、この話自体はイマイチ好きじゃなかった。
なんかもったいない。