- 明日なき十代―懐しの名画ミステリー (広済堂ブルーブックス)/赤川 次郎
- ¥840
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犯人は名門女子高生!?
盛況のラブホテルの一室で殺人事件が起きた。
犯人として名のり出たのは名門女子高生で、
被害者となったのはS署の署長の息子だった。
意外な事件の捜査にあたった三河刑事は容疑者の母親が、
かつての恋人であることに、さらに驚く。
捜査が進むなか、三河のもとに
“事件から手を引け”という脅迫状や爆発物が届けられる。
真犯人の狙いと動機とは!?
表題作の「明日なき十代」他、
スイミングクラブにやってきた奇妙な老人の回りで様々な事件が起こる「泳ぐひと」など
懐かしの名画をタイトルにした赤川ミステリー・ワールド。
――――― 裏表紙より
個人的評価 : ★★★☆☆
正直なところ、「可もなく不可もなく」という感じだろうか。
「泳ぐひと」はミステリーじゃないと思う。
赤川次郎さんは小学生の頃、一番最初にはまった作家さん。
文章に余計な癖がないから読みやすいという印象。
“どうしようもない極悪人”って人もあんまり登場しないし。
悪人や殺人者も何かしらの救いがある場合が多い気がする。
最後には反省したり改心したり、どっか憎めないどんがくささあったり。
気楽に何か読みたいな、って時にはピッタリだと思ってる。