先日、麻布台ヒルズのエルメスで新型ケリーウォッチを購入したばかりではあるが、今度はいつものエルメスでも腕時計を買ったのである。

 

この腕時計であるが、いつものエルメスの店長が担当に「今日、OSSAN 来るよね?OSSAN に勧めてみて」と言った経緯があり、いつものエルメスに爪痕を残す大チャーーーンス!と思い購入したわけである。

 
では早速お披露目したい。
 
 
腕時計はシマシマ模様の木箱に入っており、今までで一番立派な箱である。

 

 

引っ張ってください!と言わんばかりに舌のように突き出ている革を引っ張ってみる。

 

 

引き出しの中にあるのが、今回購入した《フォーブル》である。

 

 

 
ケースの外周、文字盤内、そしてベルト部にピンクサファイアがグラデーションになるように配置されており、なかなかに可愛らしい。
 
ケリーウォッチもそうだが、私にしてみれば文字盤が小さすぎて針を瞬時に読み取ることが厳しく、腕時計本来の用途として使うのは難しいと思うのであるが、腕時計ではなくジュエリーと考えた方がよさそうである。
まぁ、私が針が見えなくても私が使う訳ではないので特に大きな問題ではない。
 
なお、購入を決めた後に店長が挨拶をしに来てくれたので、結構爪跡を残せたのではないだろうか。
 
リクエストしているバッグに一歩近づいたものと信じたいところである。
 
 
さて、前振りはこれぐらいにして、ここからが今回の記事でお伝えしたかった内容である。
 
この腕時計の会計を待っている間にエルメスタブレットで面白そうな商品がないか探していたのであるが、担当から「ちょっとかわいいものがあるんですよ」と担当のエルメススマホの画面を見せられたのである。
 
それは、両手を挙げたグリコサインをしているシュールなおっさんのネックレスであった。
 
「え?!グリコ?え?!誰?」と思ったのであるが、写真を拡大してみるとグリコサインをしているのはおっさんではなく花火師のようであった。
 
しかし、その花火師は担当や私が知っている花火師とはちょっと違っており、頭からファイヤーしていたのである。
 
銀座メゾンの屋上にある花火師は頭からファイヤーしていなかったはずで、花火師の偽物としか思えなかったのであるが、まさか本家本元のエルメスがそんなことをするはずもなく、担当がネットで検索してみたところ、どうやらエルメス創業 150 周年を記念してデザインされた花火師のようであった。
 
よく考えると、馴染みのある花火師は花火ではなくて旗を持っており、最初に花火師の存在を知った時に「花火師のくせに花火じゃなくて旗を持ってるじゃん」と不思議に思っていた気がするのである。
 
もしかすると、むしろこのデザインの方がオリジナルの花火師なのかもしれない。
 
# エルメスのサイトから拝借
 
 
今回の記事では花火師が頭からファイヤーをしていることは重要なポイントではなく、実は花火師のネックレスは 2 種類あったのであるが、そのうちの 1 つは花火師の両足が可動するようなのである。
 
可動、無理やり言い換えれば変形するのである。
 
私の思春期はロボットアニメ全盛期であり、私は特に変形するロボットに憧れていたものである。
 
最近、アニメ聖戦士ダンバインの主人公が物語の後半に乗るオーラバトラー ビルバインのフィギュアを購入したのだが、それはウイングキャリバーと呼ばれる飛行形態に変形することができ、非常にカッコいいのである。

 

 

 

 
どうしてもビルバインの写真を載せたかったので強引に話題を捻じ曲げてしまったが、話をエルメスに戻したい。
 
実際にそのネックレスの商品の写真の 1 つでは片足を前に出していたのである。
 
ちゃんと固定できるのかどうかはわからないものの、ネックレスの花火師の足が前に出ていても何のメリットもない、逆にデメリットの方がありそうではあるが、とにかく面白そうであったので、そっと予約してみた次第である。
 
いつ頃入荷するのかわからないのであるが、皆様ももしエルメス店舗でこの花火師のネックレスに出会ったら、ぜひ花火師の足を動かしてみて楽しんでみていただきたい。
 
なお、今回のビルバインの飛行形態での撮影に際し、部品がポッキリと折れてしまい片足がもげてしまったことを最後に泣きながらご報告させていただく えーん