今回は夏休みを利用して台湾に行った内容を記事にしてみたい。

 

今回の記事を書くにあたり今までの旅行関係の投稿を見直してみたところ、大きな誤解を生んでいる懸念に気付いたのである。

 

まずはその誤解を解くところから始めていきたい。

 

私のブログの記事でテーマが "旅行" にカテゴライズされているのは 22 件である。

 

 

あらためて読み直してみると、英語ができるような印象を持つかもしれないが私はかなり限定された状況 (例えば、ホテルのチェックインなど) でしか英語を使ったやり取りができないのである。

 

または、ショッピングなど相手 (店員) の方が何が何でも (購入してもらいたいので) 私と意思疎通を行いたい状況でしか英語でのやり取りはできないのである。

 

つまり、普通の一般会話での英語はほぼ無理である。

 

もし私が英語ができるおっさん、と思っていたのであれば、首がもげるぐらいに横に振って完全否定させていただきたい。

 

 

さて、今回の旅行先は台湾であるがなぜ台湾なのかと言うと義姉が長期海外出張しているその出張先が台湾なのである。

 

8 月中旬に日本に帰国予定であるが、義姉が台湾にいる間にパートナーと一緒に台湾 (台北) に遊びに行くことになったわけである。

 

私は初めての台湾であるが義姉が現地での食事や移動の手配をしてくれており、私は一切下調べをしなかった。

 

もちろん台湾エルパトのスケジュールを含めてである。

 

今回の台湾旅行は 2 泊 3 日と非常に短いこともあり、観光の類はしておらず行動したのは「ホテル、食事、エルパト」の 3 つだけである。

 

 

  ホテル

エルメスでの支払いは Marriott Bonvoy カードで行っているため、あっという間に年間 400 万以上の決済となりプラチナエリートのランクとなっている。

 

ネットで調べてみると、プラチナエリートだとシェラトングランド台北ホテルが高確率で部屋がアップグレードされるらしいので、このホテルを予約していたのである。

 

アップグレードを見越して、朝食なしの一番リーズナブルな部屋を予約していたのであるが、作戦通りアップグレードに成功した。

 

部屋のアップグレードは初めての経験であるが、リビングとベッドルームが分かれており、おそらくジュニアスイートではないだろうか。

 

 

また、プラチナエリートの特典として朝食が無料であった。

 

このホテルの朝食は種類が多く、特に温かい食べ物が多く、またどれも美味しかった。

 

ホテルの規模が違うので一概に比較できないが、2 か月前のヘルシンキのホテルとは朝食のレベルが段違いである。

 

 

 

 

  食事

ホテル代とエルメスでの購入以外で 1 円、いや 1 台湾元も使っておらず、食事代はすべて義姉が払ってくれたのだが、初日のディナーとして連れて行ってくれたのが Smith & Wollensky というステーキハウスであった。

 

アジアでは台北にしかないニューヨークの老舗ステーキハウスらしいが、フィレ肉の火の入れ加減が絶妙で今まで食べた中で一番美味しかった。

 

また個室の窓から台北 101 を間近に見ることができた。

 

 

 

  エルパト

台北には 3 店舗ある。

  • 台北リージェント・ギャラリア店
  • 台北SOGO百貨復興館店
  • 台北ベラヴィータ店

 

台北リージェント・ギャラリア店は、リージェント台北ホテルにあるショッピングモール内にある店舗であるが、エルメス以外にも多数のブランド店が入っていた。

 

エルメスは B1F と B2F の 2 フロア構成でありアテンド制であった。

 

 

いつものエルメスと比較するとツイリーの在庫が圧倒的に多く、こぼれいくら丼のようにトレーからこぼれ落ちそうなほどたくさんあった。

 

そして、この店舗で購入したのがシルク 100% のレクタングルとシルバーのネックレスである。

 

この馬のデザインは結構気に入っているので見つけ次第即購入を決断した。使うか使わないかは購入の判断には一切関与していない。

 

 

 

そしてクルー・ド・フォルジュのネックレスは本体が長い。かなり長い。

 

最初は購入を躊躇していたのであるが、クルー・ド・フォルジュはなかなか遭遇する機会もなく、また久しぶりのシルバーということもあり購入することにした次第である。

 

 

次に向かったのは台北SOGO百貨復興館店である。

 

日本ではそごう・西武グループがニュースを賑わせているが、ここ台北の SOGO は建物が複数あり来店客もかなり多く繁盛しているように見える。

 

そしてエルメスの店舗は 1F と 2F で構成されており、天井が非常に高く開放感がある。

 

開放感はあるが残念ながら気になる商品はなく、またバッグもなかったもののこの店舗もこぼれツイリー状態であった。

 

 

 

そして最後に向かったのが台北ベラヴィータ店である。

 

ここが台北のエルメスの旗艦店らしいのだが、まずはこのベラヴィータという高級ショッピングモールについて触れないわけにはいかないだろう。

 

このベラヴィータは台湾の IT 長者が 3 人の娘たちのために作ったらしいが、親バカにもほどがある。

 

しかし、外観はショッピングモールではなく高級ホテルか由緒ある建造物のように見えるし、中に入ってみると作りもしっかりしている。

 

 

image

 

この店舗は非常に広々しており、ジュエリー・ウォッチのコーナーだけでいつものエルメスの半分ぐらいの広さがありそうであった。

 

この店舗はアテンド制であり、品物は全体的に豊富であったものの、残念ながら目新しい商品には巡り合うことはできなかった。

 

 

これで 3 店舗のエルパトを終えたわけであるが、やはりそんな簡単にバッグに出会えるわけはなかった。

 

つくづくベルリンでの出来事は極めてまれなことであったのだなと実感した次第である。

 

 

 

さらに台北松山空港にもエルメスがあったので帰国日に寄ってみることにした。

 

かなり長くなってきたのでその話はまた次回に。。。と思ったのであるが、もうこのまま書いてしまおうと思うので、もう少し我慢してお付き合いいただければ幸いである。

 

もしお手洗いに行くのであれば、このタイミングがベストである。

 

 

では話を続けていきたい。

 

台湾に行ったことがある方ならご存じだと思うが台北松山空港はかなり小ぶりな空港であり、エルメスの店舗も小ぶりであった。

 

 

 

ここで 10 万ぐらいのプレタを購入したのであるが、パートナーが店員にバッグの有無を聞いたところ、もう少し購入したら何か紹介できる、という返事であった。

 

海外のエルメスでよく聞くパターンであるが、以前にどなたかのブログでドバイである金額まで購入したらとんでもないバッグが出てきた (出てくる) 記事を読んで、それ以降このパターンをドバイ方式と勝手に命名しているが、このドバイ方式に初めて遭遇したのである。

 

面白かったのが、金額が上がるにつれて徐々に出てくるバッグがアップしてくるのである。

 

当初はエールバッグであったが、もう少し購入するとピコタン ポケット、さらに上乗せするとイン・ザ・ループになった。

 

空港内の店舗のため正直あまり品物がなかったのであるが、ここまで来たらイン・ザ・ループを目指してパートナーと一緒に買いたい品物がないか店舗を物色し始めた。

 

結局、プレタ 2 つ、メンズのレクタングル 1 枚、ポンチョ 1 つ、レディースのベルト 1 本で合計 17 万台湾元 (1 台湾元 = 4.5 円) 分購入してから別室で出てきたのがゴールド金具、ニューホワイトのイン・ザ・ループ 18 であった。

 

 

このイン・ザ・ループは 13 万台湾元、1 台湾元を 4.5 円とすると 585,000 円となり、おそらく日本で購入するとのほぼ変わらない金額ではないだろうか。

 

さすがに 17 万台湾元分購入してイン・ザ・ループは買いません、というアホなことはしなかったが、合計で約 30 万台湾元、およそ 135 万のお買い上げとなってしまった。

 

 

 

 

このように台湾の空港のエルメスでドバイ方式でイン・ザ・ループを購入した訳であるが、品物が豊富な店舗であればドバイ方式でも全然問題ない、むしろこちらの方が楽なのではと感じた次第である。

 

ゴール (バッグ) とゴールまでの道筋 (目標金額) が分かっている方がモチベーションが上がるし、自分が欲しい、または買ってもいいかなと思う品物の金額を積み上げて目標金額に到達するのはゲームに似た感覚、ある種の達成感を感じるのである。

 

しかし、今回はイン・ザ・ループであったがこれがバーキン、ケリーだと目標金額が倍以上になりそうで積み上げていく途中で崩れ落ちるかもしれない。

 

 

おまけ

イン・ザ・ループ 23 と並べて写真を撮ってみた。