【60年代アメリカ好きにはたまらない】MADMEN（マッドメン）

私の人生ナンバーワンドラマ「ＭＡＤＭＥＮ（マッドメン）」。

また最近観直し、新情報もあるので

リブログ致しました

このドラマは簡単にご説明すると1960年代から1970年代の広告代理店を中心とした話ですが、そこで働く人間の生き様や人間関係、この時代の（実際の）事件が出てきたり、ヒットソングも聞けたりします。 

主人公のドナルド・ドレイパーは実はあれで、オープニングのイラストが彼の行く末を示しております。

 小さな闇がどんどん大きくなったり、一度は収まったり。

そして・・・。 シーズン７で完結となります。（既に終了）

1960年代の当時の社会情勢や風俗を緻密に再現し、現在の一般企業では社会通念上許される事のない、勤務中の飲酒、喫煙や、セクシャル・ハラスメントまがいの発言や行為、そして人種差別などが大胆に描かれていますので存分に楽しめます。

ちなみにこの主人公のドン・ドレイパー役ジョン・ハムは、役者になる前学校の先生をしていたのですが、数ドルを持って役者の道へ飛び込んだみたいです。

実際のジョンはとってもユーモラスでYoutubeで見つけたこの動画は何度みても楽しめます

※シーズン3でこの歌が登場しますよ

私の大好きなエリザベス・モスの初期を観れる貴重なドラマです

そして、なんといってもこの時代を堪能できるので、古きアメリカを除きたい方にも必見です。

ちなみに、デスパレートな妻たちファンの方はびっくりするでしょう、出演者の半数がデスパレートから流れてきていることに！！

シーズン１

1960年代は女性の地位が低く、人種差別のある時代。

N.Yマディソンアベニューにある広告代理店で働くドナルド・トレイパー（通称ドン）の順調満帆だろう時期からスタートします。

妻子がありながら愛人もいて、仕事も順調、お金にも困らないといった感じの生活の中、ドンの秘書として、ペギー（エリザベス・モス）が入社します。

セクハラは当然、パワハラも当然、勤務中の飲酒・喫煙もOKのなんでもありといった感じの会社

入社当初ペギーは世間知らずのうぶな女でしたが、秘書のまとめ役ジョーン（ クリスティーナ・ヘンドリックス）の指導の下、ペギーは男性社会という壁に疑問を持ちつつ成長していきます。

が、シーズン最後に衝撃的な出来事が！

そして、ドンの謎の過去が少しずつ明らかになります。

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シーズン２

重役として順調にキャリアを積むドンだったが、完璧な家庭を築いていた妻ベティとの溝は深まりつつあった。

しかし浮気癖の治らないドンは有名コメディアンの妻ボビーと急接近し、密会を重ねるのですが、これが後の致命傷となるのです。

そして秘書からコピーライターへ抜擢されたペギーは能力が発揮されていくのですが、ここは男性社会という壁に何度も躓きます。

でもペギーは立ち向かっていくのですが、ピーターもペギーもまだ未練があるの？と思う場面があり、シーズン１最後でビックリさせられたましたが、とうとう、ピートにあの事実を告げます

不倫相手のジョーンが別の男と婚約したことを気に入らないロジャーは、新人秘書ジェーンと付き合い始め、次第に彼女にのめり込んでいきます。

またペギーにも変化が生まれ、どんどんと男性社会に負けない女性となっていくところも見どころです。

この時代では珍しいLGBT的な話も盛り込まれています。

カミングアウトは2020年代になっても偏見はありますからこの時代はとっても難しい問題だったんでしょうね。

黒人の公民権運動、キューバ危機、マリリン・モンローの死など、激動の６０年代を巧みに織り交ぜながら、生き馬の目を抜く広告業界に生きる者たちの人間模様を描く人気ドラマの第２シーズン。

シーズン１に続き、エミー賞およびゴールデングローブ賞での作品賞をダブル受賞でした。

このシーズンでは、アメリカン航空一便墜落、マリリンモンロー死去、キューバ危機とその当時あった大事件も絡みながらストーリーが展開されるのは面白かったです♪

特にダック・フィリップス（デスパレートな妻たちでポール・ヤング役）の敏腕とドンの仕事に対する感情絡みの仕事熱が見られるアメリカン航空を巡るエピソードは胸が少し痛かったです。

トム・ハンクスの息子が登場

実はトム・ハンクスの息子が登場していたのは

ご存じでしたでしょうか

そう、ペギーに過去の過ちを告白するよう迫る

牧師役で登場したコリン・ハンクス

ギターを弾いて歌うシーン、好きでした

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シーズン３

シーズン３はジョン・F・ケネディが暗殺された1963年が舞台となります。

ヒルトンなんかも出てきて益々の面白さです

大統領の突然の死は、全米を悲しみの淵に落し入れ、個人にも、ビジネスの側面にも影響を与えました。

第二シーズンで、隠し続ける過去にあらためて直面したドン・ドレイパー（ジョン・ハム）。

順調に私生活も仕事も進んでいたと思っていたのですが・・・家庭崩壊が始まり、会社の経営にも支障が出始め全てが傾き始めます・・・が、変わらず浮気者です

ペギーは仕事に邁進していきますが、男性のように働いても賃金的に認められない歯がゆさを感じます。

寿退社したジョーンは理想の結婚と待っていた現実のギャップに苦しみます。

ロジャーはとうとうおバカな女と結婚しちゃいます

果たして、ドンはこの苦難をどう乗り越えるのか、今後も楽しみ♪

ちなみにここでサルバトーレが去ってしまうのですが、このサルバトーレ役のブライアン・バットさんは、私生活ではカミングアウトされてます。

※シーズン2辺りからちょっとばれ始めてましたよね

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シーズン４

シーズン３で、妻ベティ（ジャニュアリー・ジョーンズ）と別れ、仲間たちと新会社を立ち上げたドン・ドレイパー（ジョン・ハム）は、仕事面でも、私生活でも、新しい局面に立たされます。

ドンは娘のサリーのことで頭を悩ませるシーズンとなりますが、

アナの死で、彼の人生のひとつの側面が幕を閉じます。

しかし女癖が悪く、秘書と問題を起こしてしまったドンにバート（経営者）がおばあちゃんを秘書として就かせるところが笑えました

が、のちにそれは新たなるパートナーとの出会いに変わっちゃう人生の摩訶不思議。

しかし、ドンは女が大好きなんだよね・・・

ペギーはコピーライターとして成長していきます。

この時代でここまで頑張っている女性も珍しいかもしれませんね。

シーズン終盤ではドンのビックリ発表に落胆します。

今シーズンもまた、実在の企業名が多数登場！

そのひとつが、バイクから本格的に自動車製産に乗り出そうとしている日本のホンダです。ここでロジャーが真珠湾の話を持ち出します・・・やはりまだまだ戦後の名残がありますね。

またこの当時はベトナム戦争真っただ中で、

ジョーンの夫は方向性を変えベトナム戦争へ向かいます。

【注意】ネタばれあり

個人的に、シーズン４の何が好きって

メーガンが１エピソードにすこ～しずつ、登場したと思ったら出てこなく、

でもまた出てきて（しかも少しずつ）、最後にはど～ん！って感じが

監督うまい！って思います

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シーズン５

シーズン４で急展開をみせましたが、このシーズンも急展開の連続です。

新しいパートナーメーガンと高級マンション暮らしを始めたドン。

彼女のペースにどんどん引っ張られていき、仕事にも支障が出ます。

ちなみにシーズンスタートでは秘書すら持てなくなったドンに（笑）でした。

そしてこの頃から黒人雇用など人種差別問題もドラマに出てきます。

ドンの秘書も黒人女性へと変わります。

元秘書のメーガンは秘書当初こそ順応で母性を感じていたけれど徐々に本性が出てきて、最終的には元々の夢だった女優の道へと挑戦します。

しかし、メーガンは計算高い。

そうゆう女性は出世したりほしいものを手にするんだな～と。

素晴らしい

そして突然ドンの奥さんになり秘書だったメーガンをペギーは任せられ、ため息の日々。

仕事として割り切ってはいても時々本音がポロリ。。。

最終的にこのシーズンでペギーは新しい道へと向かっていきます。

また前妻ベティは激太り！

ドンの再婚がきっかけなのか、中年特有の加齢によるものなのか・・・

おまけ話①

実はベティことジャニュアリー・ジョーンズさんは私生活で妊娠されておりました！

ということで脚本家たちが彼女の体型の変化を織り込んで脚本の内容を変更したそうです。

※ちなみにお相手は公表しないらしい。

ドンじゃないよね？（笑）

ジョーンは今回で旦那を見切りますが、正しい決断だなと感じました。

また難しい決断も迫られますが、結果オーライで出世します。

しかし、ジョーンのお母さんがデスパ妻のマーサ・フーバーというところがまた面白かった

ちょっとずる賢い役がぴったりなお方ですな

このシーズンで自殺をはかったレーン・プライス。

このレーンの自殺がドンに大きな影響を与える（終わりの始まりといった感じでしょうかね）ことになります。彼がずっと引きずってきた後悔やトラウマなんかが加速し始めます。

このシーズンは他のシーズンより衝撃こそなかったのですが、やんわり楽しめました。

おまけ話②

またこのシーズンでピートと少々不倫した女性役のアレクシス・ブレデルとは実生活で2014年に結婚♡なんでもヴィンセント（ピート役）が一目ぼれしたとか！

そしてその後は息子にも恵まれて良かった♪

と思っていたのですが、2022年に離婚されました・・・

これも世の流れ、コロナ禍の悲劇でしょうか

シーズン６

シーズン6でいよいよ動乱の1968年。

キング牧師が暗殺されベトナム戦争が泥沼にはまり、大統領選をめぐってアメリカが真っ二つに分裂。人種問題やベトナム反戦運動、女性解放運動、カウンターカルチャーといった社会変動が激化しているアメリカが舞台となります。

女優となったメーガンは少しずつ運がついたのか？テレビ出演も果たすようになりましたが、ドンはそんな彼女と距離ができてきます。

そしてまた悪い癖が・・・懲りない男

最後の方はアルコール依存症に陥ってる感じが半端ないです。

ペギーは新しい会社に移り、コピーライターとして出世します。

が女性上司ってやっぱり嫌われ役ですよね、しかもペギーのように仕事に真面目過ぎると好かれなかったりするものですよね。

このシーズンでは女性がどんどん社会で立場を認められ始めていると感じましたが、日本の地方はまだまだこの時代と同じ感じがします・・・。

世界中が男女平等になる日は来るのでしょうか。。。

さて、このシーズンでドンは窮地に立たされます。

オープニングで流れる映像にマッチしてきましたね、このシーズンで。

シーズン７

ファイナルとなるシーズン７。

ドンは会社に復帰できますが、新入社員のようなところからスタートし、ペギーの部下にも成り下がります。

プライドが傷つきまくりのシーズン前半となりますが徐々に這い上がっていく様は面白かったな。

復帰直後レーンが使用していた部屋になり、レーンが愛した球団の旗が落ちていてドンは捨てますが、なぜか翌日？壁に飾ってあるのがなんとなくドンの優しさ？を感じました。

そして読めてはいましたが、メーガンとも破局となります。

ドンが愛したメーガン（受け身の母性ある女性）は消え去り、自由に生きる女性へと変わり（というか本性が出た？）、夫婦でいる意味がなくなったのでしょう。

最後には大金を手に入れたメーガンですが、果たして彼女は幸せになるのかな。。。

ファイナルシーズンは変化も激しく、色々な意味で別れの多いシーズンとなります。

が、ペギーのかっこよい姿が見れて大満足。

また大好きなバート（ロバート・モース）が亡くなってドンの前に（幻？）が現れ踊って歌うシーンも涙が止まりませんでしたバート役のロバートさんはブロード・ウェイでも活躍されていた方なのでダンスがなんともかわいらしい

ちなみにこのバート役のロバートモースさんは2022年4月20日にこの世を去りました。

威厳があり、思いやりのあるこの役、本当に大好きでした

そしてドンの元奥様ベティも自分らしく生きる道を見つけるのですが、癌に

ドンと電話で話すシーンは涙なしには見れませんでした。

ファイナルでは全てを打ち明け解放されたドンでしたが、いきなりどっかへ行ってしまうという考えられない行動をとります。

ですが最後コカ・コーラのCMが流れるところをみると本当の意味でドンは人生をやっと歩き始めたのかなと感じました。

最終的にはみなハッピーな感じで終わります。

本当に人生で一番といっていいほど大好きなドラマです。

ただ単に一人の人間の数年の人生を描いているのではなく、ここに絡み合っている人全ての色々な人生を垣間見れ、 またこの時代にはまだ難しい女性の社会進出も取り上げていたりと、見どころ満載のドラマでした

現在このMADMENをみれるのはアマゾンプライムビデオのみで、

しかもシーズン6.7でだけしか観れないようです・・・（2023年現在）

私としてはこの名作ドラマはずっと観れるようにしてほしい限りです！

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【最新情報／2023】ドン役のジョン・ハムがなんとMADMENで共演したアンナ・オシオラさんと結婚しました！

でもお顔を拝見してもピンと来なくて。

最初はシーズン１で出てきた双子の一人？と思ったのですが、ファイナルシーズンに出てくる、本当に最終話にいたある施設の受付嬢役さんでした。

なんてラッキーガールなんでしょう♪

メーガンみたい

【最新情報／2025】ドンことジョン・ハムがApple TV+の新作ドラマ『Your Friends and Neighbors（原題）』に主演することが明らかとなりました

 あらすじ

離婚したばかりのヘッジファンド・マネージャーのコープ（ジョン・ハム）。

仕事を解雇されてしまった彼は、

家族を養うためにニューヨーク郊外の裕福な住人たちから

盗みを働くようになる。

ちょっとした犯罪によりクープは活力を取り戻し始めるが、

ある家に悪いタイミングで侵入してしまう──。

という内容のようで、楽しみですね♪

以上、2025年2月現在の情報でした！

本日も閲覧していただき、誠にありがとうございました