札幌 小学生 「人をたたく」 | 札幌 子育て支援Ring〜出会いから広がる輪〜

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親も子も幸せになる子育てってなんだろう?一緒に考えませんか

子どもの行動で悩みの一つ

 

人をたたく

物を投げる

 

これは、友達に被害が出るので、親御さんとしては、はらはらするし

学校から電話が来るケースが多いです。

 

小さい頃は、互いに手を出すことが多い時期があります。

きっと幼稚園や保育園ではよくあることなんだと…

 

ここで問題にならないのは、まだ力が弱いからという部分と

互いに手が出ているからということが考えられます。

(おあいこだから…)

 

でも、小学校になると人をたたく行為は一気に減ります。

これは言葉で伝えられる力が育つからです。

 

どうして手をあげるのか。

やはり言葉でいうより手っ取り早いこれに尽きるのだと思います。

 

 

そして、手を出したことでその子が利益を感じているなら

「やってよいこと」と学習しています。

 

なので、この学習を変えるのは、

手を出したら=自分が損をする 

という体験が必要となってきます。

 

だからと言って手を出したら、

大きな声で叱られる。大人にたたかれる。

ということをした方がよいと言っているわけではありません。

 

 

 

例えば、

人をたたいてとった物があったとしたら、その物を与えない。

お友達をたたいてしまったら、活動に参加させない(一時的に)ということを

取り入れていく必要があると思います。

 

さらに、言葉を教えていく必要もあります。

その場面で、「〇〇かしてくれる?」と教えた後に言わせるとか

「いやだから、○○なことしないで」と言う練習をするとか

 

これは、家庭でも同じで

力によって利を得た機会を減らしていく必要があります。

 

ただ、子どもと向き合うのはパワーがいります。

物をあげた方がトラブルにならないし

大人だからゆずってあげられるし

 

なので、学校だとゆずってもらえないからトラブルへと発展することに

なることが多いのです。

 

「人をたたく」は減らせます。

ただ、伝え方がちょっと不器用なだけです。

きっと関わりを持ちたいという気持ちの表れでもあると思います。

 

言葉の習得や、改善方法など人それぞれ違いますので

もしよかったらご相談ください。