智(し)らないことを 

もっと智(し)りたくなる仕掛人

 

Rin field 代表 前田陽子です。

 

夏、良く見かけていた花「露草(つゆくさ)」について、智ってみます。

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露草の花の由来は、”露を帯びた草”からきているそうです。

朝露を受けて咲き始めて、午後になるとしぼんできます。

夏から初秋に、藍色で左右相称の花をつけます。

古来はこの花の花びらで、布を染めていたそうです。

花の青い色素はアントシアニン系の化合物で、着いても容易に退色するという性質を持つ。

この性質を利用して、友禅などの染め物の下絵を描くための絵具として用いられていました。
若葉は食用となり、乾燥して利尿剤にも使われます。

 

別名が多くありますが、その中から2つほど・・・ 

・「蛍草」(ほたるぐさ):蛍を飼う時、籠にこの草を入れるから。

・「藍花」(あいばな):「青花」(あおばな)この花で布を染めたから。

ツユクサの花汁を摺り染めした色のことを「月草の色」と言います。

月草の色は、日本人には、昔から馴染みのある色で、万葉集や源氏物語にも出てくる色です。

 

野に咲く花ではありますが、この青色が何とも目を引く花です。

青色が好きな私には、昔からなぜか惹かれるものがありました。

 

昔ながらの花々を見ることができなくなっていることはとても悲しいです。

きれいなものは、いつまでも残っていてほしいものです。