智(し)らないことを
もっと智(し)りたくなる仕掛人
Rin field 代表 前田陽子です。
この時期は、梅を漬ける時期ですよね。
梅干を漬ける時に、欠かせないものは、赤紫蘇です。
その赤紫蘇について、智ってみます。
赤紫蘇は大葉と共に紫蘇の一種で、シソ科シソ属です。
葉の色が赤紫色のタイプの物を総称する呼び名です。
葉が縮れている縮緬紫蘇が一般的ですが、葉が縮れないタイプもあります。
古くから漢方医学では「蘇葉(そよう)」と呼ばれ理気薬として用いられて来たそうです。
赤紫蘇は大葉とは違い、通常生のまま料理に用いる事はあまりありませんが、
梅干しに漬けられ、乾燥させた「ゆかり」や、紫蘇ジュースとして食されます。
大葉が通年市場に出回るのに対し、赤紫蘇は初夏が旬となります。
収穫自体は夏の間中行えますが、赤紫蘇の需要は梅干しを漬けこむ時期に限られるので、
市場に出回るのは今の時期の6月~7月中旬頃までとなります。
赤紫蘇には、 ビタミンB1、B2、C、E、葉酸などが豊富に含まれています。
また、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛などのミネラルも、
バランスよく含まれているのも特徴的です。
緑黄色野菜に多く、抗酸化作用に優れているβ―カロテンも豊富で、
体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。
皮膚や粘膜を保護する働きもあり、シミの予防などにも効能を持っています。
その他、亜麻仁油やココナッツオイルなどで注目されている成分、
α―リノレン酸も含んでいます。
α―リノレン酸は、体の中で合成することのできない必須脂肪酸で、
体内でEPAやDHAに変換されます。
ここまでは大葉(青紫蘇)にも含まれている成分ですが、赤紫蘇ならではのものもあります。
それは、ポリフェノールの1つで、紫色の色素である アントシアニンです。
赤紫蘇の場合、その一種とされる シソニンという成分が豊富です。
β―カロテン、シソニンとともに強力な抗酸化作用を発揮します。
動脈硬化などの生活習慣病の予防をはじめ、疲れ目の回復、美肌、疲労回復、食欲増進、
ダイエット効果まであるといわれています。
何気に、夏に紫蘇ジュースを飲んでいたのには、意味があり、
智らないうちに、身体が欲するものを食していたことに
しつつ、
先人の方は、それがわかっていて、習慣化されていることが凄いと思いました。
当たり前が、当たり前に凄いことなのです。