智(し)らないことを 

もっと智(し)りたくなる仕掛人

 

Rin field 代表 前田陽子です。

 

ここ最近、急に寒くなり、星がとってもきれいに見えるようになりました。

冬になると、大好きなオリオン座がきれいに見えるので、寒くても夜空を見上げてしまいます。

そんな冬を代表するオリオン座について、智ってみます。

 

冬を代表する星座のひとつであるオリオン座は、狩人オリオンの雄大な姿をあらわした星座です。

オリオン(Orion)とは、ギリシャ神話に登場する狩人の名前です。

ギリシャ神話の他にも、世界中に残る神話や伝説で、この星座を巨人に見立てているのだとか。

ちなみに、オリオンの右肩に当たる赤い星はベテルギウス(Betelgeuse)といいますが、

この名前、巨人の脇の下という意味なんだそうです。

左足に当たる白い星はリゲル(Rigel)。こちらは巨人の左足だそうです。

そして、オリオンのベルトの部分に当たる三つの星を、オリオンの三ツ星と呼んでいます。

 

 

ベテルギウスは、地球から見える恒星の中で9番目に明るく、1.85等級という明るさで、

赤く輝いて見えます。

オリオン座のもう一つの1等星リゲルよりも暗い星ですが、多くの天文学者が注目している星でもあります。

 

ベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる、

もうすぐ星の寿命が終わろうとしている星です。

半径が太陽の1,000倍もある巨大な恒星ですが、近年、その大きさが一気に小さくなり、

形も歪んで不安定になっていることから、もうすぐ爆発して星の寿命を迎えると考えられています。

太陽から640光年という距離にあり、星の光が私たちに届くまでに640年もかかるため、

今見えている光は、640年前にベテルギウスが発した光です。

もしかするとベテルギウスはもうなくなっているかもしれないのです。

オリオン座は形をかえてしまうかもしれません。

ベテルギウスが消えてしまうと、オリオン座ではなくなってしまいます・・・大泣きうさぎ

 

このオリオンにまつわるギリシャ神話は数パターンあるのですが、

今回は女神アルテミスとの恋物語バージョンでご紹介しましょう。

オリオンは、海の神ポセイドンの血をひく美青年で、ギリシャ一の力持ち。

狙った獲物は逃さない素晴らしい腕の狩人で、そればかりか、ポセイドンの血を受け継ぎ、海の上を自由に歩き回ることができました。

野を山を駆け巡るオリオンの雄姿は、ある時、月と狩りの女神アルテミスの目にとまりました。

二人はたちまち恋に落ちたのです。

それ以来オリオンとアルテミスは、片時も離れず行動を共にするようになりました。

しかし、二人の仲を快く思わない者がいました。太陽の神アポロンです。

アルテミスの兄であるアポロンが、処女神である妹と人間の血をひくオリオンの恋を許すはずがありません。

アポロンは幾度となくアルテミスを説き伏せようとしましたが、しかしアルテミスは耳を貸そうともしないのです。

そんなある日のこと、アポロンはアルテミスを海岸に呼び出しました。

そして、海の彼方に見える小さな点を指差し、こう言ったのです。

「アルテミスよ、人間などと遊んでばかりで、狩りの腕も相当落ちた事だろう。今のお前に、

あの小さなものを射落とすことなど出来まい」

「(まあ、お兄さまったら、見ていらっしゃい!)」

それを聞いたアルテミスは、持っていた弓をつがえると、勢いよく矢を放ちました。

狩りの女神アルテミスが、狙った獲物を逃すはずがありません。

その小さな点は波間に消えてしまいました。

ところが、翌日海岸に打ち上げられたのは、アルテミスの矢に射抜かれたオリオンだったのです。

アポロンは、海の上を散歩しているオリオンを見つけ、アルテミスに自身に射させたのでした。

自分の愛する人を殺してしまったアルテミスの悲しみは、たとえようもありません。

この一部始終を見ていた神々の王ゼウスは、アルテミスを不憫に思い、オリオンを天に上げ星座にしました。

それ以来アルテミスは、銀色の月の馬車に乗り、愛するオリオンに会うため夜空を巡っているのです。

…とまあこういうお話なわけですが!

 

オリオン座にまつわるギリシャ神話は、他にもありますが、

今回は、クリスマスも近いので恋話にしました。

 

 

きらきらと輝く星は、今、見えているものが、何百年と昔の光カナヘイきらきらなんて、不思議ですね。

ふと、人も、そうなのかもしれないと思ってしまいました。

何百年とは言いませんが、今頑張っていることが、すぐに表面化されるのでなく、

何年・何十年先に、ひかり輝くのかもしれないと・・・。

目先のことだけでなく、先(未来)を見た行動をしていきたいと、改めて思いましたカナヘイハート