智(し)らないことを
もっと智(し)りたくなる仕掛人
Rin field 代表 前田陽子です。
11月27日は、ノーベル賞制定記念日です。
ノーベル賞は、ダイナマイトの発明家として知られる
アルフレッド・ノーベル(Alfred Bernhard Nobel, 1833.10.21-1896.12.10)が遺言で定めたものです。
彼はこの新しい爆破システムにギリシャ語のデュナミス(力)からダイナマイトという名前を付け、
そのあと、母国スウェーデンでは、いわゆるスウェーデン鋼の生産の現場などで、
大いに役立つことになります。
また彼はこの技術を利用して武器の製造や油田開発などの事業に力をそそぎ、
1896年に亡くなった時には、3100万クローネ(今のお金にすると100億円くらい?)もの資産が形成されていました。
遺言状が曖昧だったため親族の間で遺産争いが起きるのですが、
最終的には遺言書の趣旨に従い、資産は財団化されて、
毎年、物理、化学、医学生理学、文学、平和の分野で貢献のあった人に、
賞金が贈られることになりました。
これがノーベル賞の始まりです。なお財団はその後の運用や寄付などにより、
現在約40億クローネ(600億円)ほどになっています。
1901年11月27日、ノーベル賞の第一回の授賞式が行われました。
これを記念して、11月27日はノーベル賞制定記念日になっています。
なお、現在では授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日に行われることになっています。
一個人が築いた資産が、このような世界の一大イベントであり、
今もなお継続されていることが素晴らしいです。
そして、研究者たちの研究の成果を世に智らせる機会であること。
智ってもらえる場があり、そして、智る場がある、両者が共有できる日です。