こんにちは
メンタルヘルストレーナーのリンドラです
今回はミュージック&マインドフルネス
音楽療法
Music Therapy with Mindfulness : MTM
の魅力についてお伝えしていきます
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー



まずは、前回のおさらいです
MTMとは 調整的音楽療法
(Regurative Music Therapy : RMT )の問題点
を改善して開発した
調整的音楽療法(RMT)簡易版のことです



漢字ばかりで分かりづらい
どんな効果があるのかひと目で分かった方が
よいという ありがたいお言葉をもとに
名前を変更いたしました



MTMは音楽聴取をしている間 
聞いている音楽と今 感じている身体感覚の
間で意識を移動する音楽療法です



そのMTMの効果は マインドフルネスを向上
させ、ストレス状態を緩和させることが
証明されています



最近では よく耳にするようになった
マインドフルネスです流れ星
ご存知の方もいらっしゃると思いますが
どのようなものか 
ここで確認をしておきましょう



マインドフルネスとは
『今の瞬間の「現実」に常に気づきを向け
その現実をあるがままに感じ
それに対する思考や感情には囚われないで
いる心の持ち方 存在の在り様』と
早稲田大学の熊野先生は仰っています
熊野 宏明(2015). マインドフルネスそしてACTへ 
   - 二十一世紀の自分探しプロジェクト - 星和書店.


また、人間は 進化の過程で高度な脳が発達
しました


他の動物との違いは、その種類によっても
差がありますが、人間に1番近いと言われて
いる、サルは、人間の脳とほとんど一緒です。
せいぜい違っているとしても1%くらいです
ですが、人間の方が前頭葉が発達しているため
行動が大きく異なります


その他の動物に比べても人間の前頭葉は
とても発達しているため機能が
大きく異なるのです


主に前頭葉は、人間の思考や理性を制御する
もっとも高度な機能を果たします
側頭葉は、記憶、聴覚、嗅覚に関する機能を
担っています
後頭葉は、視覚に関する機能を担っています
そして、頭頂葉は、感覚に関わる機能を
担っています


脳は、様々な行動と結び付いています
思考も同様に脳が司っているのです
ですので、思考を司る脳機能を
活性化させると思考は変化します
そして、もっとも興味深いことに
マインドフルネスと関係が深い脳部位が
あるのです!
それは、島皮質(とうひしつ)という脳部位です



この画像は、頭を横に真ん中から切って
前から見ている様子です
「島」とかいてある箇所が島皮質です
この島皮質は、共感、自分の身体感覚への注意
触覚、聴覚、視覚などの心地よい刺激に
反応して活性化します
また、自然の中での心地よい体験でも
活性化するのです


これらの特徴を使って開発したものが
MTMなのです
どうですか?
体験してみたくなりませんか?


今日はここまでです
次回は音楽の効果についてお話しします


それではまた次回をお楽しみ音譜