昨日の仕事。
実はこのピアノ、昭和44年に出荷されたもの。
アポロのA7、その中でも幻の名機と言われる"石川隆巳"サイン入りのピアノです。
石川隆巳は実はアポロの創設者。
自ら設計、生産、指導をし、満足出来るピアノのみにサインを入れ、気に入らなければ叩き壊して焼却してしまう。そんな職人気質な方でした。
そんな神の様な方が作り込んだピアノ。
製造されて、40年以上経った今もなお、その魂は衰えておりませんでした。
音の鳴り、響き、透き通るような音色、深い表現力。
初めて鍵盤を弾いた時、その感動はスタインウェイ以来でしたねぇ。
構成されているパーツ一つ一つとっても、素材、精度、機能性、非の打ち所がありません。
何一つ無駄が無く、どのパーツも各々の与えられた仕事を確実、明確にこなせる環境が与えられ、複雑な構成ながらもシンプルで美しい。
見れば見る程、その作り込みに感動します。
利益やコストを考慮に入れず、純粋に良い物を作る、お客様の喜ばれる物を作る。
ものづくりの原点を改めて勉強させられました。
"良い物は美しい"
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